【商業】東京都立荒川商業高等学校 「夕張メロンカップ」を実現

模擬株式会社が地域活性化で企画

卒業生とも一緒に活動

本校は、東京都足立区にある総合ビジネス科の商業高校である。2005年4月、教育活動の活性化を図るため、「地域交流・地域活性化・社会貢献」を基本理念とした模擬株式会社「レガロ工房」を立ち上げた。

2017年7月に、東京都教育委員会と夕張市の連携事業「夕張キャンプ」で夕張市を訪問する機会を得た。参加した生徒たちは、現地での多くの学びから、夕張市を活性化するための企画として「夕張メロンカップ」という野球大会を考えた。高校生が大会を運営し、大人たちが野球の試合をし、試合の合間には家族からサンクスレターを読んでもらおうというものである。実現に向けて、クラウドファンディングを活用するなどして資金を調達したり、これまでの地域交流から多くの人との出会いを通して荒川区内の草野球チームに参加していただけることになった。18年7月、多くの困難を克服し、「レガロ工房」の卒業生と現役生が一体となって実現することができた。

8月には、秋田公立美術大学が企画した「秋田クリエイティブキャンプ」に応募し、秋田を訪問する機会を得た。企画として「インタビュー1000人」を考えた。これは、秋田に住んでいる人、観光等で秋田を訪れている人にインタビューをして、秋田の地域活性化を探ろうとするものである。インタビューから、商店経営者や地域産業の企業の方々から多くのことを学ぶことができた。インタビューを繰り返すうちに、生徒たちは自分たちの大きな成長を感じるようになり、かつ、秋田への強い思いを持つようになった。

現在は、毎月、学校の近くにあるあらかわ遊園で、遊園地通り商興会主催の荒川マルシェに参加して店舗経営を学んでいる。経営することを通して、自分たちの学びを深めるとともに、地域活性化に貢献していきたい。

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