【家庭】青森県立百石高等学校 高校生レストランで地域貢献

身に付けた知識や技術を生かす

高校生レストランでの活動を通して生徒たちは自信を付けていく

本校の食物調理科は、おいらせ町にある調理師養成施設で、卒業と同時に調理師免許が取得できる公立高校唯一の学科である。

この食物調理科の希望者から構成される家庭クラブ(部活動)が、町内に行政(おいらせ町)、企業、学校後援会と連携したレストラン「キッチンいちょうの森」を開業(月1回土曜日営業)してから、3年目を迎える。

本校の高校生レストランは、学校で身に付けた知識や技術を生かす研修の場であり、生徒の職業観や勤労観、そして世代を超えた人々との交流を通して自己有用感を高めることを目的としている。また、地域の活性化に貢献することにより、地域の有用な人材育成につながるものと期待している。

高校生レストランでは、生徒たちがメニュー開発、仕込みから調理、接客、食材管理、後始末までレストラン運営の全てを行う。
提供しているのは「結(ゆい)御膳(ごぜん)」。人と人を結ぶ料理でありたいという願いから名付けた。地元の農協や漁協から無料提供をいただいての地産地消、青森県が推進する「だし活」と減塩をコンセプトに10種類の料理を組み合わせた和食膳である。

生徒たちは、高校生レストランでの最高のおもてなしを目指し、日々調理とサービスに励んでいる。このような取り組みは報道等で広く紹介され、昨年は「第10回地産地消給食等メニューコンテスト」において、「食料産業局長賞」を受賞した。

高校生レストランにより、生徒たちは確実に知識や技術、おもてなしの心、コミュニケーション力や課題解決力が身に付き、自信を持つことができたと思う。さらに、これからも地域に貢献したいという思いを強くしている。

生徒を成長させるこの高校生レストランを継続させ、今後も「地域とともにある学校」でありたいと思う。

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