小学校教科書特集 社会

令和25年度使用小学校教科書を教科書発行者の協力のもと紹介する。

東京書籍

『新しい社会』(北俊夫ほか)
《編集の基本方針》

問題解決的な学習を通して、よりよい社会づくりに参画・貢献しようとする意欲と態度を育てる。

《編集上の特色》

○問題解決的な学習を進めることができるよう、見開きの左ページ側注に「本時のめあて」と学習段階(「つかむ」「調べる」「まとめる」「いかす」)を明示。各学年に見開きで「学習の進め方」を設けて、問題解決の流れや「社会的な見方・考え方」がわかるようにした。

○「社会的な見方・考え方」は、ドラえもんの囲みで「空間」「時間」「相互関係」の視点と「比較・分類、総合、関連づけ」の考え方を提示し、「見方・考え方」を働かせながら問題解決的な学習を充実させることで、「主体的・対話的で深い学び」につながるようにした。

○学習段階の「いかす」については、新学習指導要領の「内容の取扱い」に「選択・判断」が示されている箇所を中心に提示し、社会的な事柄に参画する場面を充実させた。

○学年の冒頭には前学年で学んだことと当該学年で学ぶこと、巻末には当該学年で学んだことをそれぞれ見開きで提示し、見通しをもったりふり返ったりすることができるようにした。

教育出版

『小学社会』(大石学・小林宏己ほか)
《編集方針》
社会参画に向けて必要な資質・能力の基礎をしっかりと培う/より多くの児童にとって使いやすい
《編集上の特色》

◆巻頭の【前の学年をふり返ろう】では、前学年の学習を、内容や獲得した資質・能力、身に付けた学び方の面からふり返ることができます。

◆巻末の【この学年の学習をふり返ろう】では、当該学年の学習を、内容や、社会的な見方・考え方の面からふり返ることができるようにしました。学年間のスムースな接続を図ることができます。

◆巻頭に【社会科の学習の進め方】のモデル図を掲載して、問題解決的な学習の進め方について、見通しを持つことができるようにしました。

◆単元を通して追究していく問題を【みんなでつくった学習問題】、各時間の中心となる問いを【この時間の問い】として明示し、さらに、追究を次時へとつなげる視点として【次につなげよう】を示し、単元を通して理解や考えを深めていくことができるようにしました。

◆【カラーユニバーサルデザイン】により設計され、本文には【UDデジタル教科書体】を使用しました。

日本文教出版

『小学社会』(池野範男・的場正美・安野功ほか)

新版『小学社会』は、各学年1巻(合本)構成とした。そうすることで、学年の見通しがもてるとともに、振り返り活動も充実させることができる。また、カリキュラム・マネジメントへの柔軟な対応が可能となる。

1巻(合本)構成とするにあたり、本文用紙には現行本よりも軽い再生紙を採用し、軽量化を実現した。

■内容の特長1■

本文を三つの役割で分け、正確に文章が読み取れるようにした。また、子どもの問題意識を大切にした文章構成にすることで、学習がスムーズに進められるようにした。

■内容の特長2■

「社会的な見方・考え方」を働かせながら考えを深めていくために、「見方・考え方コーナー」を新設し、「空間」「時間」「関係」の三つの視点に分けて提示している。

■内容の特長3■

子ども一人ひとりが自らの問いをもち続け、友だちや実社会で働く人たちなどと豊かに関わり合いながら、自らの考えを深めていくために「対話的な学び」について充実をはかった。

■内容の特長4■

社会に見られる課題を把握して、その解決に向けて、学習したことをもとに、社会への関わり方を選択・判断する力の育成のための具体的な活動を設定した。