小学校教科書特集 保健

令和25年度使用小学校教科書を教科書発行者の協力のもと紹介する。

東京書籍

『新しい保健』(戸田芳雄ほか)
《編集の基本方針》

①主体的・対話的で深い学びを実現させる。

②思考力・判断力・表現力を育む。

③学びの意欲が高まる。

《編集上の特色》

①主体的・対話的で深い学びを実現するために、各項をステップ1~ステップ4の学習活動から構成し、授業の流れを分かりやすく紙面化した。

②ステップ1では、A4判のメリットを生かして、インパクトのある写真や資料から健康課題を見つける活動を設定した。

③ステップ2、3では、思考力・判断力・表現力を育む学習活動を豊富に設定するとともに、表現するための記入欄を多く設けた。

④「インターネットによる犯罪被害」や「さまざまな依存症」など、今日的な健康課題を扱う資料を豊富に掲載した。

⑤児童の学びを手助けする独自のデジタルコンテンツを豊富に用意した。

⑥新設された「不安や悩みなどへの対処」「けがの手当」の「技能」については、実習ページを設け、デジタルコンテンツとの関連を図った。

⑦独自に新開発したUD教科書体を採用して視認性を向上させた。また、色覚の多様性に配慮し、見やすい紙面にした。

大日本図書

《編集の基本方針》

①主体的・対話的で深い学びを通して、「生きる力」を身に付けることができるようにする。

②児童の興味・関心を引き出し、自ら学びに向かう意欲を育成する。

③現代的諸課題を通して、児童が多角的に学ぶことができるようにする。

《編集上の特色》

①主体的・対話的で深い学びに対応した活動や、学びを深める「活用して深めよう」を設置した。

②課題解決学習を通して、知識・技能、思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力人間性等が確実に身に付くようにした。

③初めて保健を学習する3学年で、健康の大切さについて考えることができるよう導入を設置した。

④学習ゲームや活動を通して、家庭・地域とつながり、学習したことを生活に活かしていけるように工夫した。

⑤道徳教育の関連を重視し、巻末に生命尊重について読み物を掲載した。

⑥ICTを活用し学習が深められるよう、ウェブコンテンツを用意した。

⑦配色に配慮し、UDフォントの採用、文章の読みやすい位置での改行など、誰にでも見やすく、使いやすいよう工夫した。

⑧判型は扱いやすく児童の負担が少ないAB判を採用した。

文教社

『わたしたちの保健』(成田十次郎ほか)
▼現場での実践をもとに子どもたちに〝寄りそう教科書〟として

★真の生きる力を養う

★健康であることに感謝の気持ちをもてる

★保健領域と運動領域の関連性を強く意識できる

★未来の自分の姿をイメージできる

【編集の基本方針】

◇保健を専門としない教員、新任や若い教員にも教えやすく使いやすい、指導案のように扱える構成にしています。

◇学校現場での実態、経験、実践を踏まえ、学習を子どもの側から捉え、内容を構成しています。

◇これからの人生がよりよいものになること、その目標に向かって自分自身の課題を見付け、向上心を養い、明るく楽しい生活を営む態度が身に付くことを願って、紙面を構成しました。

【編集上の特色】

★《動機付け》のページで学習意欲を喚起

★思考・判断・表現力が身に付く《新しい自分にレベルアップ》の記述欄で単元のまとめができる

★もう一歩先の自分をめざす《もっとくわしく!》《もっと知りたい!》で、より興味をもてる

★より自信をもって生活や学習に向き合える《みんなで宣言しよう!》でより主体的な活動を支援

光文書院

新版『小学保健』(監修・渡邉正樹)
《編集の基本方針》

①見通しをもって学習を進めることができる

②主体的に課題解決学習に取り組むことができる

③対話を通して学びの深まりを実感できる

④自分の興味・関心に応じて学びを広げ、深める

⑤現代的な課題への対応

《編集上の特色》

主体的、対話的で深い学びを実現するために、さまざまな工夫を行っている。

▼教科書巻頭で、スポーツ選手のインタビューやマンガを通じて保健を学ぶ意義を理解することで、自分ごととして主体的に保健学習に取り組むことができる。

▼本時の学習内容を自分ごととしてとらえる「はじめに」コーナーからスタートし、「学んだことを生かそう 伝えよう」で学びを自分の生活に結び付けることで、主体的に課題解決学習に取り組むことができる。

▼言語活動を重視し、児童が他者との話し合い・伝え合いや記述活動を通じて対話的に学びを広げたり、深めたりすることができる。

▼「広げよう 深めよう」として、今日的課題に対応した豊富な資料を掲載。また、動画やウェブサイトも充実。興味・関心に応じて学びを深めることができる。

学研教育みらい

『みんなの保健』(著作者代表・森昭三)
《編集の基本方針》

①「健康とはどんなことか」を考える教科書…積極的な健康観、共生の視点を基本とする。

②「健康とどう関係しているか」を考える教科書…保健の見方・考え方を働かせ、身の回りの事象や情報を、健康や安全と結び付けて考える。

③「健康になるためには、どうすればよいか」を考える教科書…健康についての科学的認識と技能の習得、それらの活用による課題解決的な学習を基本とする。

《編集上の特色》

①「主体的・対話的で深い学び」を実現する構成…1時間を「つかむ」「考える・調べる」「まとめる・深める」の流れで構成。学習の進め方も掲載。

②保健の「見方・考え方」を身に付け、働かせられる構成…「見方・考え方」の提示、科学的な理解を深める「かがくの目」、生活場面での学習を促す「おうちで」「ちいきで」などを随所に掲載。

③現代と未来を生きる子供たちの健康課題、学習課題に対応…運動領域とのつながりを重視、心と体の個人差への配慮、安全、がん教育、心の健康の充実。

④「教科書サイト」でデジタルコンテンツと連動。