【商業】茨城県立那珂湊高等学校 登録商標「みなとちゃん」が生み出す

新しい地域連携の仕組み

本校は地域の情熱と努力により「士魂商才」「世界我市場」という壮大な夢と目標を掲げて誕生、創立117年の県内最古の商業に関する学科を設置する伝統校である。

登録商標「みなとちゃん」をパッケージにした商品の販売

現在は、那珂湊第一高等学校と那珂湊第二高等学校が合併し、商業に関する学科3クラス120人と普通科1クラス40人で募集し、2学年進級時に商業に関する学科が、会計ビジネス科、起業ビジネス科、情報ビジネス科の3学科に分かれ、それぞれ特色を持った授業を展開している。

本校が取り組む「市の観光PRや魅力発信」「商品開発・販売」を商業高校の授業としてどのように成立させ、取り組み、実践・評価していくのか。

その一つとして「みなとちゃん」によるパッケージデザイン商品「メロメロソーダ」「さんま水煮缶」などを開発した。その「みなとちゃん」を商標登録することで、著作権譲渡(契約)、商品化(商標権)、商標権許諾、商標権保護活用と企業連携による商品化から学ぶ知財教育を実践している。

「みなとちゃん」を付加価値化させた商品を本県アンテナショップ「IBARAKIsense」や地域イベント、大手コンビニエンスストアなどで販売できるようになり、生徒の自己肯定感が高まり、意欲も向上した。

多くのメディアやSNSを活用して情報発信し、地域とのつながり、みなとちゃんを通した連携が生まれ、その輪が広がり、知財連携による商店街活性化計画などの新たな連携が生まれるきっかけ作りとなっている。

このような生徒たちの活動をひたちなか市の観光施策ともタイアップさせ、さらに発展させることで地域活性化に貢献できる人材の育成に取り組んでいる。

生徒が地域の人々との触れ合いを通して、地域の「魅力」や大人の「力」を知り、困っている「課題」を見つける。そして、自分たちに何ができ、どのようにしたいのかを考え、それを説明できるようになる。これこそが本校の目指す人材育成のポイントであり、地域協働の在り方であると考える。

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