【商業】模擬株式会社で多様な展開 東京都立芝商業高等学校

企業などと連携しビジネス教育進める

本校は創立96周年を迎えた伝統校で、東京都港区に所在し浜松町駅から徒歩5分に位置する。空の玄関口・東京国際空港(羽田空港)まで東京モノレールを利用して25分、伊豆・小笠原諸島の玄関口・竹芝客船ターミナルまで徒歩3分である。

キッチンカーで販売

今年度に入り本校の周辺には「ウォーターズ竹芝」や「東京ポートシティ竹芝」といった大規模複合型商業施設などが開業し、生徒が実地でビジネスを学ぶ上で非常に恵まれた環境に立地している。

学校設定科目「模擬株式会社芝翔」(2年生、2単位)を設置し、選択している生徒は地域や企業と連携した商品の開発やイベントの企画などを通して、株式会社の設立や運営などを社員として実践的・体験的に学習する。

2019年度には夏季休業日を利用して社員全員が本校と交流事業を展開している福井県今立郡池田町を訪れ、民泊により農村での生活を体験した。11月にはその経験をもとに港区立芝公園で開催されたイベントにおいて、同町のコンニャクとみそを使用したみそ田楽などをキッチンカーで販売した。

今年2月には同町の有機玄米粉と赤シソ、福地鶏の卵を使用したパウンドケーキを開発し、臨時休校明けの6月には今年度の新入生に入学祝いとしてプレゼントした。この科目を履修した生徒は、科目「課題研究」(3年生、3単位)においてその学習を深化させている。

東京都設定科目「ビジネスアイデア」(2年生、3単位)では、ヤフー株式会社と連携授業を行い、今年度は同社から提示されたミッション「世の中の困りごとを解消する新事業を創造せよ!」について生徒は学習に取り組んでいる。

科目「ビジネス経済応用」(2年生、3単位)では、東日本旅客鉄道株式会社と連携授業を行い、竹芝地区をにぎわいのある街にするためのさまざまな企画を提案し、街づくりについて学習している。

本校ではこうした学習を通して、生徒に創造的な能力や実践的な態度を育成している。

【トップに戻る】