音読・音声【副読本・補助教材特集】


「音読・音声」の特色ある副読本・補助教材を紹介します。

正進社
好評の音読教材
話す・聞くスキル①~⑥

児童が楽しく声を出して学べる正進社の『話す・聞くスキル』。さまざまな場面ですぐに実践可能な音読教材です。視覚的に分かりやすい誌面、発問や作業指示を豊富に掲載した教師用書、文学教材の枠を越えた豊富な掲載作品群が特長です。

児童用の誌面は非常にシンプルな形にしました。内容を厳選し必要な情報のみを掲載したことで、音読部分がはっきり分かり、見通しを立てやすい組み立てになっています。ユニット形式で本時の学習内容にとらわれず使用できます。国語の授業以外(朝の会や帰りの会など)の数分間での活用がおすすめです。継続して学習すれば音読スキルの向上はもちろん、古今東西の有名な作品(名文・詩文)を自然に覚え、暗唱できるようになるという効果もあります。

教師用の誌面には、教室での実践をもとにした進め方を掲載しております。どういう発問をすればよいか、どういう指示を児童に出せばよいか、児童をどう巻き込んでいくのか。指導のポイントをおさえ、具体的な発問を掲載しています。新任の先生方も最初からテンポのよい授業を展開していただけます。また、これらの言語活動を通して、伝え合う力をさらに高め、思考力や想像力を養う授業に発展する、詳しい指導例集もご用意しております。(正進社ホームページよりダウンロード可能です。)

さらに『話す・聞くスキル』には、児童が楽しく音読できるような作品が多数収録されています。たとえば、様々な場面に合わせて読み方を変えてみる「おーい、こっちだよ!」。役になりきって読む「マダムになろう」。わっしょい隊を結成して群読的に掛け声を入れる「お祭(北原白秋作)」。ほかにも、班の中で読み方を相談したり、早口言葉にチャレンジしたりといった多彩な作品があります。児童は飽きることなく取り組むことができます。また、読むのが苦手だったり声を出したがらなかったりする児童も、「話す・聞くスキル」に取り組むことで、学級の仲間と一緒に楽しく声を出せるようになり、自然と児童同士で話し合う機会がつくられるようになっていきます。学級経営という観点においても高い効果が期待できるのです。

このように効果的な教材群ならびに教材に適した指導方法が、正進社の音読教材『話す・聞くスキル』には蓄積されています。ぜひ一度、お手にとってご覧くださいませ。

B5拡大判/①~⑥とも各32ページ、各340円(税込み)/※①~⑥とも教師用書をご用意しております。

日本標準
「豊かな心」と「伝え合う力」を!
音読詩集 ことばのアルバム
監修 新沢 としひこ 増田 修治 青木 伸生

「ことばのアルバム」は、「豊かな心」と「伝え合う力」をはぐくむ教材です。読解力を向上させ、語彙を豊かにするためにも最適です。

本書は、音読にふさわしい詩を集めて美しい日本語に触れさせることで「ことばを豊かにすること」と、作業ページを設けることで「表現力を育成すること」を大きなねらいとしています。

1~6年とも、「声に出して読もう」「自分でつくろう」「声をあわせよう」「いろいろな詩を読もう」という内容の4つの章で構成されていて、それぞれの章にふさわしい詩を集めました。

なかでも2章「自分でつくろう」は、本書の最大の特長で、詩を音読した後に思い浮かべた情景を絵に表したり、詩の一部を自分の言葉で表現したりする表現活動・創作活動を盛り込んだ、子ども参加型の構成になっています。このような活動を通して、子どもは詩の内容をより確かに理解していくとともに、もとの詩の形を借りて自分なりの表現も模索していきます。そして、自分と友だちの作品を比べることで、友だちの表現のよさや自分の表現との違いに気づくことができ、表現力の育成にも最適です。

また、3章「声をあわせよう」では、群読や役割読みにふさわしい詩を集めています。一人だけで読むのではなく、友だちと声を合わせて読む活動をすることで人とつながることの楽しさを体感できます。

もう一つの大きな特長は、4章「いろいろな詩を読もう」です。4~6年生では「学習指導要領」に対応して、俳句・短歌や、和歌(百人一首)、「枕草子」「平家物語」などの古典を収録しています。

朝学習の時間や国語の授業の初めの5分間に、「ことばのアルバム」を使って毎日少しずつ音読に慣れ親しんでいくことで、読解力の育成はもとより、コミュニケーション能力を養うことができ、豊かな表現ができる子どもの育成を図ることができます。

A5拡大判、1・2年/56ページ/4色、3~6年/64ページ/2色

■児童用=各350円

■教師用書=各350円

※どちらも税込

光文書院
音読集
1 ひばり  2 おがわ  3 くさぶえ 
4 すいしゃ 5 やまびこ 6 しおさい
まど・みちお、瀬川栄志 監修

「言葉というものは、口でしゃべるもの、そして耳で聞くものだと、こう思っています。ことに子どもたちにとってね。小さい子どもにとって、言葉というものはそれ以外のなんでもないと思います。文字に書いたものが言葉であるっていうことは、子どもにとっては不思議なことじゃないでしょうか。

で、それを黙読で、その…文字を黙読するっていうことね、そのことには子どもが幼ければ幼いほどなじめないのではないかと、私はそう思います。(中略)音読は、子どもにとっての『自然』だと思います。言葉はひびきと一体となっているものである、ということです。」

これは、詩人であり、光文書院の『音読集』の監修者でもある、まど・みちおさんの言葉です。

詩の音読をすると、子どもたちは、リズムや言葉のおもしろさにぐいぐい引き込まれます。そうすると、読むこと(黙読)が苦手な子どもでも、知らず知らずのうちに読むことへの抵抗感がなくなると言われています。そして、読むことへの興味・関心が高まり、読む力が伸びてくるのです。読むことに自信がついた子どもは、自分の考えを進んで話したいという思いが芽生え、話す力も伸びます。さらに、音読・朗読で覚えた好きな詩や表現を作文に役立てることによって、書く力も相乗的に伸びます。

このようなことから、「音読」は、子どもたちが「国語」を学ぶにあたって、導入となるだけではなく、さらに、豊かな心と言語感覚を育てるために、非常に効果的な指導法であると言えるのではないでしょうか。

《特色》

☆全巻オールカラーです。

☆もくじのページを、音読の記録表としても活用できます。

☆「伝統的な言語文化」の作品も掲載しています。

1・2…「唱歌・遊び歌・わらべ歌」

3・4…「短歌・俳句・ことわざ」など

5・6…「古文・漢詩・漢文」など

☆全ての漢字にふりがながついていて、難語句には注がついています。古文・漢詩・漢文には、現代語訳もついています。

☆理解を助けるコメントや、音読のポイントも載っていて、自学自習も可能です。

★別冊教師用付録「指導のアイデア」(1~6の6分冊)つき。

5つの場面別に、すぐに授業に生かせる、音読集の具体的な活用法を提示しています。

文溪堂
音読詩集 1~6年
1 おひさま 2 ほしぞら 3 こもれび
4 かがやき 5 きらめき 6 ともしび
監修 工藤 直子 白石 範孝
こえを前に ことばを心に

「こえを前に ことばを心に」。このフレーズには、音読詩集を音読活動用の作品集にとどまらないものとしたいという願いが込められています。この詩集では、それぞれの詩がもつ性質を分析し、「声づくり」「きまり」という二つに作品を分類し、収録しています。

「声づくり」に分類される作品は、声に出す楽しさや言葉の面白さなどを感じながら、発声や滑舌を鍛え、声をつくることに適している詩です。また、「きまり」に分類される作品は、繰り返しや比喩など、詩に使われている表現や技法に着目し、その効果を理解することで、詩から受けるイメージを論理的に読み解くことを目的とした詩です。このように分類することで、詩をただ読むだけではなく、より効果的な音読が可能となります。

また、監修者の詩人・工藤直子先生の詩を集めた「のはらのせかい」から始まることにより、子どもたちが詩に親しむ足がかりとしています。工藤直子先生のやわらかく温かな詩の世界に触れることで、子どもたちには「詩って、おもしろいな」「もっといろいろな詩を音読してみたいな」と、わくわくした気持ちを感じてもらえる構成となっています。

情緒的に、また、論理的に詩を読み解き、声をつくり頭と心を育てる。あるいは、声を出し、聞く姿勢が形成されることで育成された人間性を、学級づくりにつなげる。それが、新しい「音読詩集」のコンセプトです。

《特色》

◆監修者の詩人・工藤直子先生の詩を集めた「のはらのせかい」で始まる詩の世界。

◆収録作品を、作品の性質から「声づくり」「きまり」の二つに分類して掲載。(「声づくり」…発声や滑舌を意識し、声をつくることを目的とした作品 「きまり」…表現や技法、その効果に着目することを目的とした作品)

◆伝統的言語文化に触れる「日本語の文化」コーナーでは、言葉遊びや俳句、短歌、古典などを収録。赤刷り教師用書には、範読用の音源に簡単にアクセスできるQRコード付き。※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

◆赤刷り教師用書には、「音読のための10の観点」と「指導のポイント・指導例」などをくわしく提示。

◆児童の発達段階に応じた音読指導を解説した、別冊教師用冊子「音読詩集 指導のてびき」付き。