【総合】「行田學」における3年間の取り組み 魅力あふれる地域をプロデュース

埼玉県立進修館高等学校

 進修館高校は総合学科・工業3科を併置し、埼玉県行田市にそれまであった3つの学校が統合したもので、今年で17年目を迎える。学校の歩みは107年の歴史を有し、忍藩の藩校『進脩館』に由来した市内唯一の県立高校である。

プレゼンテーションに向けグループ班ごとにまとめを行う

 総合学科では、「総合的な探究の時間」を「行田學」と名付け、立地する行田市の活性化や町おこしに向けて、より魅力あふれる行田市をプロデュースするべく、生徒が探究学習に取り組んでいる。

 1学年では、地域の外部機関と連携し、歴史・文化・産業・観光など、さまざまな分野の講演や講義を受講し、行田市のこれまでの発展の他、特徴や魅力について理解を深めている。また、忍藩を舞台とした映画「のぼうの城」を取り上げ、登場人物の生き方を通して自己の在り方生き方を振り返る他、伝統産業である足袋作りを活性化させるための方策を考察するなど、以後の探究活動につながるような学習活動を実施している。

 2学年になると、行田市の観光資源を焦点にして、そのアピールポイントをまとめるレポートを生徒全員が作成し発表会を行っている。後半は、グループ班での探究活動となり、「歴史・史跡」「文化・祭り」「足袋・足袋蔵」「農・工・商業」「食・グルメ」「観光」の6つのテーマの中から1つを選び、これに関連する観光資源を題材に、市の町おこしや活性化に向けた仮説を設定し、仮説検証のためのリサーチに取り組んでいく。

 3学年では、これまでの探究活動の結果をグループ班ごとにまとめていく。行田市に現在ある観光資源を活用する企画や、より魅力あふれる街への具体的方策を提案するプレゼンテーションに取り組む。12月には、これまで協力をしてもらった関係者の方を招いて、発表会を計画している。

【戻る】

あなたへのお薦め

 
特集