読者が綴る『合格体験記』最新版 ―2016年度採用

今年も合格者の皆様からメッセージを頂きました!


男性(23歳)/大学(院)生/鹿児島県/小学校

日頃からコツコツやること、講義内容を理解しておくことが大切。

私が合格できた1番の要因は、勉強をコツコツ行ってきたことだと思います。私は大学入学当初から採用試験に合格したいという思いが強かったため試験勉強を行っていました。といっても1年、2年時は参考書をパラパラと読み、教育雑誌を読んで先生になる意欲を高め、大学の講義を集中して受ける程度の勉強でした。しかし、参考書を早くから読んでいたことで、実際に3・4年生になったとき既に見慣れていた膨大な用語もすんなりと頭に入ってきましたし、講義内容を充分に理解し整理することはそのまま教職教養や小学校全科等の知識の獲得、整理へとつながりました。

自治体の出題と配点の傾向を把握することから始めました。

なによりもまず最初にすべきなのは、受験する自治体の試験内容(ジャンル毎の配点)の把握です。どのジャンルも教師になるうえで必要な知識です。しかし、試験ではとにかく点数をとらないことには話になりません。先生になれれば好きなだけ様々な知識を身に付ければいいわけであって、試験勉強ではとにかく配点や自治体の傾向を把握しました。

私の自治体では教職・一般教養、専門教養のみでした。受験勉強をする際に気を付けたことの一つ目は、自分にあった参考書や問題集を見つけたことです。解説は細かいか、図もあって整理しやすいか、過去問を用いていて力試しにも活用できるか等、こうした自分の望みに近い参考書、問題集をとにかく探しました。自分が“これだ!”と思った本だったので最後までそうした参考書、問題集だけで勉強しました。

友達だけでなく、色々な人と面接練習をすることを心がけました。

私の受験した自治体では、個人面接、集団討論が行われました。個人面接は大学の実践センターの先生に御指導を受けたり、友だちと面接練習を行いました。ここでも友達とは普段から仲良くしている友だちだけではありません。試験では見ず知らずの相手に向かって自分をアピールしなければなりません。そのため、大学内の掲示板やSNSを使って同じように面接練習をしようとしている学部生を集めました。最終的に150名程度のSNSへと拡大し、面接試験直前まで様々な人と緊張感をもって練習をすることができました。

集団討論のテーマや形式は様々。
受験自治体について調べることも大切です。

次に集団討論についてのポイントです。集団討論にはいろいろな討論パターンや様々な種類のテーマがあります。討論パターンでは、討論形式ではなく、ディベート形式や討論の最後に寸劇を交えるようなパターンもあります。また、テーマは教育の内容だけでなく、受験する自治体の産業、観光、自然、文化などを知らないと討論ができないようなテーマもあります。討論テーマを通して受験する自治体のことについて学ぶことも、試験勉強だけでなく、その自治体の郷土材を用いて授業を行う上で大切です。

『教育新聞』を読むことで、教師、子ども、保護者、地域それぞれの視点で教育に向き合えます。

「教育新聞」は、毎週必ず目を通すように心がけました。この新聞には、政府の動向、国や地方自治体の催し事の様子、学校現場の様子や声等、自分が教師になるうえで重要な情報がふんだんに盛り込まれています。

試験勉強だけしているとどうしても「なんで教師になりたいんだっけ?」と自分の情熱に疑問が出てくることがあると思います。そうした時は勉強もまともに身につかないと思うので、教育新聞を読んで、そこから得た情報を自分が教師ならどのように捉えるか、子ども、保護者、地域の視点で捉えたらこの見解とはまた違う面白さも見えてくる、と教育について向き合うことができます。


女性(22歳)/大学(院)生/東京都/共通・家庭科

とにかく過去問の繰り返し。
日頃から教育ニュースのアンテナを立てていました。

とにかくひたすら繰り返し過去問題を解いて覚えました。さらに何回も模試を受けて自分の実力を試し、足りない部分を克服出来るように、何回も繰り返し学習して覚えるようにしました。また、テレビのニュースや教育新聞などを意識して見るようにし、教育に関するニュースを中心に日々新しい情報を取り入れるようにしていました。これは論作文や面接試験、集団討論でとても役に立ったと思います。

本番直前は1日1本の論作文。
何回も書くことでスムーズに書けるようになります。

教職教養は、教育基本法前文から18条まである程度覚えたことで、教育基本法に関する問題がとても解きやすくなりました。また、よく出る法律や問題を中心に何回も過去問を解きました。専門教養も過去問を繰り返し行いました。論作文はテーマを決めてそれについて詳しく調べた後、決めた時間内に書き上げる練習をしました。本番10日前からは1日1本書き上げました。何回も書くことで、自分なりの形が出来てきて、テーマについて調べることで話題の引き出しも増え、スムーズに現状を絡めながら自分の考えを書くことが出来るようになったと思います。

色々な人との面接対策や場面指導対策で、沢山の気付きがありました。

面接対策、場面指導は友達や大学の先生に見てもらい、自分では気付かなかった部分やアピールポイントなどを教えて頂きました。また、何回も対策してもらうことで、コミュニケーションを取ることに慣れるようになりました。集団討論は講座や学科の友達と練習をしました。毎回同じメンバーではなく、色々な人と討論することで、さらに視野が広がったと思います。

時間がないときはトップ見出しや自治体をチェック。
『教育新聞』は読みやすいので助かりました。

中々新聞を読む機会がなかったり、苦手だった私でも、とても分かりやすい内容で読みやすかったです。時間がないときでも、トップの見出しの部分や自分が受ける自治体のことに関して書かれているときは読むようにしていました。面接対策や論作文について、また、現在の学校現場の様子なども書かれていて、面接や論作文、集団討論で話す内容が膨らみました。一次試験もですが、二次試験には面接が主体になってくると思うので、社会や教育に関する話題は常に取り入れておくべきだと思います。その話題が常に新しい情報で詳しく、分かりやすく得られる教育新聞は本当におすすめです。


女性(32歳)/非常勤講師・非正規教員/神奈川県/高校・英語

ひたすら自分と向き合いました。自分で言葉にすることが大切です。

特に2次試験ですが(模擬授、個人面接、実技)、“自分はなぜ教員になりたいのか”、“どのような教員になりたいのか”といったことについて、ひたすら自分と向き合いました。今までこれほど考えたことがないくらいに、自分の意思・決意を確認したことが、合格の一番の要因だと考えています。採用試験対策の参考書などに書かれているようなことをそのまま相手に伝えるのではなく、自分の言葉でアピールしました。なかなか思うように進めることができず苦い思いもしましたが、今となってはとても楽しい時間でした。それは将来の自分のために今できることだと思うからです。中途半端は気持ちでは合格しません!自分のために、将来の自分から学ぶ生徒たちのために、頑張りましょう!

筆記試験は学び残しがないように!
論作文はひたすら書く練習をしました。

教職・一般教養対策で特に力を入れたのは、頻出度の高い社会です。教職に関しては、2~3冊の問題集を全て解答できるまで繰り返し復習しました。神奈川県は教職の全範囲がまんべんなく出題されるので学び残しがないよう気を付けました。一般教養、特に社会は中学生用の問題集、高校受験用の問題集をひたすら解きました。特に日本史・日本国憲法は必須です!論作文については、本来ならば誰かに読んで頂く方が良かったのですが、私はなかなかそのような機会に恵まれなかったため、ひたすら自分で書く練習をしました。本番は今まで一番不安な出来でしたが、なんとか合格することができました。専門教養については定期的にTOEICを受験しました。

面接・模擬授業対策では、指導してくださった勤務先の先生方に「私なら合格にします」という言葉をもらえたことが一番の自信になりました。

私は今ある高校で臨任として勤務しているのですが、その学校の管理職の方々に面接・模擬授業対策の指導をして頂くことができました。その際に、「私なら合格にします」と言って頂いたことが一番の自信になりました。模擬授業は自分のアピールの場だと思い、特に練習をしました。携帯電話でビデオを撮り見直しをしたり、いつも(例えばお風呂に入っている時でも)授業中に何を言おうか練習をしていました。面接も模擬授業も大切なのは笑顔と熱意です!英語の面接が一番の不安でしたので、個人面接で質問されるようなことを全てメモしておき、ひたすら英語で答える練習をしました。B4プリント10枚にも及ぶ対策プリントが出来上がった時は、少し安心しました。また、自己アピール文を作成するのは本当に大変でした。何回も何回も書き直し、出来上がったのは2次面接の前日でした。このアピール文は他の先生方に読んで頂いて多くの意見を頂いたことが合格につながったと思います。今読み返してみるとまだ良い表現があったなと反省していますが、私なりに努力できたと思っています。

過去の合格者の話など使えるところは切り抜きしてノートにまとめました。これからの教員生活で役に立つのが『教育新聞』だと思います。

「教育新聞」では多くの採用試験情報が載っているので本当に役立ちました。2次試験で気を付けること、論作文のポイントなどは本当に参考にさせて頂きました。筆記試験はやはり自分がどれだけ勉強したかが結果につながるので、全て自分の努力次第だと思います。しかし、2次試験はなかなかそうはいかないので、過去の合格者の話など使えるようなところは切り抜きしてノートにまとめていました。私としては採用試験の対策というよりは、これからの教員生活で役に立つのがこの「教育新聞」だと思っています。今でも勉強になることはノートにまとめています。このような時はどうすれば良いのだろう?と自分で考えつつ、良いアドバイスをたくさん頂いています。きっと教員は経験が大切なのだと思いますが、ある程度必要な知識を入れておくことも若手にとっては必要です。これからも読ませて頂きます!


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【教育新聞の読者の合格率が高い理由は?】

 

今年も非常に沢山の方々にメッセージを寄せていただきました。

本当にありがとうございました。

皆さんの今後のご活躍を心よりお祈りしています。