包括連携協定を締結 グローバル人材育成に向け

東京学芸大学(出口利定学長)はこのほど、泰日協会学校(バンコク日本人学校、松本茂伸理事長)と包括連携協定を締結した。帰国子女教育や国際化に対応した次世代教育を推進する同学が培ってきたノウハウを泰日協会学校で生かし、国内外で連携した、グローバル人材育成教育推進のモデルケースを目指す。

協定の主な中身は、(1)教職員交流による研修機会の相互提供(2)日本人学校での学芸大学生の海外研修実施(3)泰日協会学校の教育レベル向上や運営体制強化に関する専門的指導・助言(4)教育のグローバル化の推進に関する調査研究・実践(5)国際教育システム、ICT教育の発展・向上に関する調査研究・実践(6)タイ教育省やタイの教育機関との情報交換と交流による日本型教育の普及活動。

日本企業の海外進出に伴って世界各地で多数の日本人の子どもたちが暮らす。海外の日本人学校と補習授業校に通う小・中学生はおよそ4万人。いわばグローバル人材の卵であり、それぞれの学校はグローバル人材を育成する場となる。

そうした文脈の中で、帰国子女教育や国際化に対応したシステムを構築して、日本のグローバル教育のモデルケース確立と、日本人教員のグローバル化を目指す。

また日本型の教育制度が昨今、海外で注目されている。日本の文化や規律の高さなどを伝え、日本の子どもや教員だけでなく、優れた日本型教育システムを海外で展開する足掛かりにしたいとしている。

関連記事