(鉄筆)チーム学校を構成する…

チーム学校を構成する一専門スタッフの有力候補として、地域連携担当教職員(仮称)の存在が、にわかに注目を集めている。

中教審の「チームとしての学校・教職員の在り方に関する作業部会」で、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、部活動指導員(仮称)、ICT支援員、看護師などとともに打ち出され、中教審の別組織である「地域とともにある学校の在り方に関する作業部会」(初中分科会)と「学校地域協働部会」(生涯学習部会)の合同部会が12月7日に出した答申案でも、その導入が盛り込まれたからだ。

地域連携担当教職員(仮称)は「学校と地域との効果的な連携・協働の推進を図るため、学校側の総合窓口となり、学校運営協議会の運営業務などの調整、地域住民などによる学校支援などの地域連携の企画・調整を担当する」職務を担う。

学校側の地域担当者といえば分かりやすい。この専門スタッフが学校と地域を結ぶ要として活躍すれば、学校教育の活性化に大きく寄与するのは間違いない。

そのためにも、次期学習指導要領に改訂された折にはこの職務の法令上の位置付けを明確にし、校内での信頼が得られるような体制づくりが重要だ。自治体の中には、岡山県教委の事例がある。平成24年度から学校側の組織的な体制整備として、全公立小・中学校、県立学校に「地域連携担当」を校務分掌に位置付けた。取り組みの推進に努め、それなりの成果を上げているという。今後、学校と地域をつなぐこのような役回りが、ますます重要になる。