(鉄筆)急激なグローバル化時代…

急激なグローバル化時代を反映して、小学校高学年で英語が必修化される。今後は大学入試でも英語の「話す力」が問われる。このため、教育熱心な保護者の中には、通信教育の教材の購入や英会話スクールに通わせるなど、わが子を受験体制の中に組み込む動きが出ているという。

この実態を踏まえ、Yahoo!ニュース編集部/AERA編集部が「中学受験のための勉強をすることと、英語を重視した教育を受けること、どちらを優先した方が子供の将来に役に立つか」とする特集記事を組んだ。

その一環として、保護者などを対象に意識調査を実施。ほぼ10日間で約14万票もの投稿があり、「中学受験を重視」23.7%、「英語教育を重視」56.6%、「どちらとも言えない」19.7%だった。

この質問に対して大学教授、小説家、現場教師らからは「受験はあくまでも手段にすぎない。教育は継続するものだから英語教育のほうが将来役立つ」「どちらも役に立たない。子供には将来好きな職業に就いてほしい。有名私立中を受験させたら高学歴の一本道。

「英語ができなくても就ける職業はたくさんある」「中学受験。英語だけ話せても仕方がない。『英語は国際共通語』だとよく言われるが、英語圏で生活する人は、それほど多くはない」などの意見があった。

正直言って、こんな状況では将来の英語教育が心配される。塾の講師などからは、英語の能力が中学受験の影響で、小学校4年生をピークに落ちていく「小4の壁」の状況も出ているという。真剣に改善策を講じる必要がある。

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