(鉄筆)子供とスマホ(スマートフォン)は…

子供とスマホ(スマートフォン)は、切っても切り離せない関係になっているが、意外と知られていないのが、リアルな実態ではないか。その意味で、NTTドコモがこのほど発表した実態調査の結果は、「子供とスマホとの関係」のみならず、これからの「教育の在り方」を考える上で参考になろう。

全国のスマホを持つ12歳~18歳の子供約1200人を対象に実施した調査によると、8割以上の子供が「スマホは勉強に有効だ」と回答。「特に勉強には活用していない」との回答は、約1割にすぎなかった。さらに、勉強への活用方法を尋ねたところ「分からないことをネットで調べる」が約8割で最も多かった。
一方、全国30~50代の小学生から高校生の子供を持つ親を対象にした調査では、子供にスマホを持たせる際に最も不安に感じるのは「SNSトラブル」が多かった。子供たちにツイッターなどSNSの活用を質問したところ、「ひまつぶし」「趣味など情報収集」「友達との連絡手段」がいずれも5割台を占め、SNSが単なる情報発信の場所だけでなく、子供たちの連絡手段として認識されていることが分かった。

また、「スマホ(携帯含む)を持っていない友だちとのコミュニケーションに不便さを感じるか」の質問に、約6割が「不便だと感じる」と回答。大人社会だけでなく、子供社会においてもスマホが必須のツールとなっていることがうかがえた。

「子供とスマホ」との関係は、プラス面の助長という視点に立って、常に捉え直していくことが必要であろう。