(鉄筆)小・中学校での「起業家教育」への…

小・中学校での「起業家教育」への関心が高まっている。経済産業省が2015年に実施した調査で、小学校の10.2%、中学校の32.9%が起業家教育に取り組んでいる(全国の小・中学校2千校対象、有効回答数569校)、実に中学生の3分の1が「起業家教育」の授業を受けていることになる。

この最新の動きについて、東洋経済オンラインが7月10日付で、「学校で広がる『起業家教育』、成功の2つの鍵」と題して説明。その中で「50センチ革命」という言葉が登場する。

「50センチ革命」は、「小さな気づきを一歩に変える」という意味で、世界を変えるような発明やイノベーションも、目を見張るような改善も小さな気づきから始まる。その気づきを一歩に変え、50センチの革命を起こしていく力を身に付けていくことがこれからの教育に求められているというのだ。

「50センチ革命」は経済産業省が立ちあげた「『未来の教室』とEdTech研究会」の中で示されたキーワードで、日本の教育が重視すべき要素の一つとして掲げたのだという。

一口に、「起業家教育」といっても、暗中模索の状況下で行われているのが現実であろう。説明では、「起業家精神」を育むためには、▽本物の体験をすべての生徒に届けること▽大人が決して正解を持っていないという前提に立つこと――の二つの視点を持ってプログラムを設計することが重要だとしている。先生方は、児童生徒の「学ぶ力」「自己発見力」を信じて、粘り強く「50センチ革命」の実現に努力してもらいたい。

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