(鉄筆)愛知県の小学校男子児童が…

愛知県の小学校男子児童が7月17日、熱中症で死亡したのを受けて、宮崎県宮崎市では、市立西池小学校が昼休みに校庭で遊ぶのを禁止した。また、7月18日の最高気温が40度を超えるなど、猛烈な暑さが続く岐阜県多治見市の市立小泉小学校では、教室にエアコンがないため、午後の授業を打ち切って昼過ぎに児童を帰宅させる措置をとった(NHK、7月19日放映)。

西池小学校は図書室などにしかエアコンがなく、3階の教室の温度計は34度を示していた。蒸し暑い中、子供たちは、水筒の水を飲んで暑さをしのいでいたという。

一方、小泉小学校は、図書室など一部の部屋にしかエアコンがなく、6年生たちは温度計が35度を示す教室で給食を食べたあと、下校時に必ず帽子をかぶるよう指導を受けた。このあと、子供たちは集団下校の班ごとに分かれて校庭に集まり、下校途中に体調が悪くなった場合に備えて教員が見守る中、自宅に向かった。

記事では、両校の校長談話も紹介されていた。西池小の長渡利光校長は「軽い熱中症のような症状の子供がここ数日、増えているので、命を守ることを最優先に判断した」と話していた。また小泉小の木村秀実校長は「一番暑い時間帯に帰宅させることに悩んだが、午後の授業を続けるのもよくないと感じたので決断した」と語った。

両校のとった措置は、教職員の支持を受けて、最終的に校長の「決断」で実施されたものであろう。「命の問題」を最重要課題に「決断」されたといってもよい。こうした措置が波及することを願いたい。

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