(鉄筆)ホリエモンが今年10月……

ホリエモンが今年10月、座学を目的とせず、実学を重視する「ゼロ高等学院」(通称・ゼロ高)を開校する――。こんな内容の記事を本紙と各紙が配信した。

ホリエモンとは、あの実業家の堀江貴文氏。「学校教育を壊す(ディスラプトし再構築する)」という自らの発言がきっかけで、民間の教育機関(ゼロ高)の立ち上げに動いた。

運営は同校の開校を目的に設立された「SNS education株式会社」(内藤賢司社長)が当たり、生徒たちはさまざまなプロジェクト活動に参加できるのが大きな特色だ。

教育方針は「大切なことは自分でわかっていくしかない」。机上の空論ではなく、実在する社会生活から得られるものに価値を置く。

堀江氏らが持つネットワークを生かし、各分野の第一線で活躍するプロフェッショナルたちから最先端の技術や知識が学べるという。例えば宇宙ロケットの開発・発射、和牛の生産・販売、すし職人の技術や経営術、ファッションやエンジニアリングと、その分野は多岐にわたる。顧問には、元マイクロソフト社長らが就任する。

「ゼロ高」そのものは学校教育法上の「高等学校」に当たらず、高校卒業資格を得られないため、高卒資格を取得できる広域通信制高校の「鹿島山北高等学校(神奈川県)」と連携。生徒は鹿島山北高にも同時に入学する形となり、3年間で必要単位を取得すれば資格が得られる。

これからの時代に求められる「行動する人材」の育成を掲げ船出する「ゼロ高」。果たして目指す港にたどり着けるか。