(鉄筆)今年7月、米大手コーヒーチェーンの…

今年7月、米大手コーヒーチェーンのスターバックスが「2020年までに全店でプラスチック製ストロー使用廃止」を打ち出したのを契機に、その背景にある深刻な海洋汚染が改めてクローズアップされている。プラスチックごみは再生可能、というイメージがあるが、実は9割がリサイクルされておらず、毎年800トンに上るプラスチックが河川などから海へと流れ込んでいる。

分解されづらいプラスチックはいつまでも環境に残り、海洋生物への影響も懸念されている。これまで各国の資源ごみを一手に引き受けてきた中国が17年12月、環境汚染を理由に輸入禁止に転じてからは、世界中のプラスチックごみが行き場を失い、問題はさらに深刻化した。

冒頭のストロー使用廃止方針は、米国で1日5億本ともいわれるプラスチックストロー消費を減らすことで環境への負荷軽減を図ろうとする。……

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