(鉄筆)小学校1~3年生の子供がいる…

小学校1~3年生の子供がいる世帯の母親1千人、父親200人を対象にした「家庭学習についての実態調査2017」の結果を、公文教育研究会(池上秀徳社長)が、このほど発表した。近年、共働き世帯が増加する中にあって、子供の家庭学習状況はもとより、母親、父親の意識・行動にまで踏み込んだユニークな調査で、小学校教育の在り方を考える上でも参考になる。

この中で注目されるのは、学習指導要領の改訂の認知と評価についての結果である。2020年から全国の小学校で実施される「新学習指導要領」の認知について聞いたところ、44.9%の保護者が「改訂されることも改訂される内容も把握していない」と答えている。ただ、今回の改訂について「全体として好ましい」と回答したのは46.4%に達していた。

改訂内容の認知では、「小学校の外国語教育の教科化」は31.9%、「プログラミング的思考の育成」は30.8%、「学ぶ方法としてのアクティブ・ラーニング」は30.0%が「知っている」と回答。また、改訂内容の「評価」では、「アクティブ・ラーニング」が32.6%にも達し、この学習への期待が保護者間で高まっているようだ。

このほか、多くの親は、わが子に「コミュニケーション能力」「チャレンジ精神」「積極性」を身に付けてほしいと願っていた。この問題は、保護者・教師間で十分に話し合う議題ではなかろうか。対象の子供の家庭学習の平均時間(平日)は「35.8分」、家庭学習の頻度は、週平均「5.8日」だった。