(鉄筆)昨年12月23日は、平成……

昨年12月23日は、平成天皇在位中最後の天皇誕生日であった。2019年は天皇誕生日がなく、20年以降、この日をどうするかについては国民の幅広い議論が必要、とされている。

祝日となるのであれば、現在ある16の祝日が一つ増えるが、増えるかどうかは別にして、祝日が16日というのは少し多いのではないだろうか。ちなみに、英国8日、フランス9日、米国10日で、日本は世界のトップクラスだという。

祝日が増えた理由はそれなりにあるとは思うが、こうまで増えると、祝日法が言うところの「美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日」という意義を子供たちも含め、どこまで理解してその日を過ごしているか疑問である。成人の日、体育の日、海の日、敬老の日はそれぞれ、ハッピーマンデー制度で第2もしくは第3月曜に移動したが、祝日が年によって変わってもよいのであろうか。

ところで、次年度、長期休業中を除き、月曜日が祝日・振替休日になるのは9日もある。学校では、授業時数確保に向けて土曜授業や長期休業期間の短縮など1日でも多くの授業日数を、と必死だが、35週のうち9日も月曜日が休みとなれば、どう週時程を編成するか、教務の苦労も推察できる。

祝日が真に、「国民こぞって祝い、感謝する」日であるためにも、来年以降の12月23日の扱いについての議論に際し、現在の16日ある祝日の在り方も併せて検討されることを願いたい。