小学校英語 7割以上が筆記を実施

スピーチなどの実技は23県市

文科省は「平成28年度公立学校教員採用選考試験の実施調査」の結果を公表した(『教育新聞』平成28年2月4日既報)。

小学校の外国語活動に関する試験は筆記試験を52県市(前年49県市)が実施し、全体の7割を超えている。また実技試験は23県市(前年20県市)が実施し、前年と比べ、ともに3県市が小学校英語の試験を新たに行っている。平成32年度から全面実施される予定の小学校英語の教科化に向け、各県市は対応を進めている。

小学校英語の筆記・実技試験を実施する県市が増えた他にも、英語資格による一部試験の加点制度を導入する県市が16県市(前年8県市)に上るなど、採用試験全体で英語能力の重要度が増している。

現段階で小学校英語の実技試験は「自己紹介」「スピーチ」「日常会話」「リスニング」などがあり、「簡単な英会話による5分程度の面接形式の試験」が多い傾向にある。

面接では、日常会話として「ここまでどうやって来たか」「趣味」などを聞かれることや、「志望動機」「日本文化について」「英語教育について」などを聞かれることがある。

また、現在では全体の7割以上が実施している筆記試験の対策と併せて、英語4技能とされる「聞く」「読む」「話す」「書く」全てについて、学習を進めておくことが必要となる。

本調査の結果からは、受験年齢制限の緩和が進んでいるという特徴も見られる。「年齢制限なし」とする県市は25県市で、5年間で10県市増加した。


 

参照元:平成28年度公立学校教員採用選考試験の実施方法について 補足資料(文部科学省)

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/senkou/__icsFiles/afieldfile/2016/02/03/1366686_01.pdf

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