【連載】面接の○回答×回答 104 子どもたちへの影響の大きさを考える

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同じ学校の同僚が「わいせつ行為」で懲戒処分・逮捕されました。このことに関するあなたの考えと子どもへの対応について教えてください。

○回答

教職員のわいせつ行為は犯罪であり重大な服務義務違反です。教師は人間を育てるという崇高な営みに関わっています。教師の仕事の在り方、言動や人物像は社会の鏡であるとも言われます。それ故に世の中から信頼され尊重されているのだと考えます。

このような教師の不祥事は著しく信頼を裏切り、子どもたちの心を深く傷つけ踏みにじるものだと考えます。教育にとって不可欠な信頼を一瞬にして失ってしまうのです。残念なことです。

私は教職に身をおく者として、また同僚としてまず子どもたちに謝罪します。子どもたちに及ぼす影響は計り知れないことから、養護教諭やスクールカウンセラーなどと組織的な対応と事の重大さと責任を肝に銘じ、主幹教諭や管理職の指導の下、全身全霊で対処します。

【コメント】

子どものことを第一に考え、心のケアにあたる。いいですね。また、教職員は児童生徒の人格形成に多大な影響を与える存在であることを肝に銘じ、職責を自覚して絶対に不祥事は起こさないという強い信念も大事ですね。

平成27年7月22日の朝日新聞社会面トップに「先生からの性被害 深刻」の見出しで公立学校教職員のわいせつ行為による懲戒処分・訓告の状況の掲載がありました。25年度の状況は誠に憂うるべきことで考えさせられました。改めてあなたの姿勢・対応を評価します。

×回答

教師の交通事故やわいせつ行為には誇大な報道がされるように思えてなりません。教師も人間です。聖人君子のように決して過ちは犯さないものという考えは一方的に思えてなりません。要は、失敗を土台にいかに前進するかが大事であると考えます。

この事を踏まえ、このような失敗は教師に限らず誰もが起こし得ることを説明、さらに失敗を教訓・土台として頑張りぬくことの大切さを指導します。その上で再発防止に努めることを話します。

子どもたちはインターネットやテレビ、新聞報道などで直接情報を知ることができます。憶測や誤解も考えられることから、学校が把握している情報を保護者、地域はもとより子どもたちに知らせ、誤解防止と不安を取り除くことに努めます。

【コメント】

「教師も人間だから過ちを犯すこともある。過剰な反応、誇大報道が過ぎる」という考えには許容の余地がありません。教職員によるわいせつ行為は服務義務違反です。それ自体が決して許されることではなく信頼を著しく損なうことです。

教師は子どもの良きお手本であり、尊敬されるべき職にあります。だからマスコミも世間も過剰に反応するのです。常に研鑽し高みを目指す姿勢が求められているのです。

教師も人間だからという考えは直ちに改めてください。資質が問われます。

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