“自信”は事前準備から 2人で面接練習など

対話が弾むように取り組む

面接では自信が大事――。面接試験はどうしても緊張するもの。すっかりあがってしまい上手に話せなくなった、自分の話したいことをまったく話せなかった、という受験者も少なくない。自信をもって面接に臨めば、あがることもなくなる。では、自信をつけるためにはどのような準備、練習をしたらよいか。面接対策を軸に考えてみる。

 

○練習は役割をきちんと果たすこと

面接トレーニングは、同じ教員志望者とコンビを組むなどして取り組むと効果的であるが、練習のときから本番と思い、ポイントを押さえて練習するとよい。主なポイントは次の通り。

まずは、受験者、面接官の役割をきちんと把握して行うこと。特に、面接官役を担当するときに、しっかりと受験者の目の動き、話し方、声の出し方、声の響きやイントネーション、首の傾け方や、癖などをしっかり見るようにする。

すると、どのようなことが面接官に好印象を与えるかが、分かるようになってくる。感じがいいと思ったことは、メモをするなどして覚えておき受験者役にもれなく伝えること。自分が気付かなかった好感度部分を知ることができ、これは「自信」につながる。

一方、欠点も伝えるのだが、欠点と分かったら直せばよい。二人で交互に役割を交代して面接試験の練習をすれば、成果があがる。訛りがあることを気にする受験者もいるが、無理に隠さなくても大丈夫。訛りが魅力的に聞こえる場合もある。

○自己分析を行い、予想質問に答える

面接の練習に取り組むするわけだが、その前提として自己理解、自己分析することが必要となる。

いろいろな自己分析法があるが、自己分析と同時に他人はそんな自分をどのように見ているのかを考えることも大切。前述の面接練習はその意味でも重要だ。相手の指摘をよく聞くようにしよう。

エントリーのときに、自己アピール文の提出を求められる自治体もある。採用試験は、教員としての資質があるかどうかを評価するために行われるのであるから、自分の資質・能力を示す際、それらが教員という仕事にいかに適しているかを相手に分かりやすく説明しなくてはならない。

それを、自分の経験や成果をもとに述べていくことが大切だ。教員になるということを前提にした上で、自己分析をするとよい。

これらの対応が事前にできていれば、面接時に慌てることもなく、自信をもって臨むことができるだろう。

○話を弾ませる努力を

「どうも自分は話が続かない」「話が途切れてしまう」ということから、面接に不安を感じている受験者もいる。確かに「あなたの得意な教科は」と聞かれて、「算数です」で終わってしまったら面接官に好印象を残すことはできない。最近の若者は人の話をよく聞かないので会話が長く続かない、という指摘もある。継続的な社会人会話、言葉のキャッチボールは急にできないので対策が必要だ。人との対話の中で疑問点を見付け、それを尋ねて答えを引き出す、という練習をしたい。それを繰り返す中で対話のコツがつかめてくるだろう。

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服装についても、不安を感じている受験者が多い。当社主催の採用対策セミナーでも、自分の服装が似合っているかなどビジュアル面を見てもらいたい、との申し出をよく受ける。服装を含めたビジュアル面は確かに大事。しかし自信のある態度ほどアピール度が強いものはない。準備万端にして自信をもって面接に来ている受験者については、面接官の目線はその人の表情に集中してそそがれることが多い。こうなると、何を着ていたかはあまり記憶に残らない。身に付けているものは標準であればよい。まずは、自信のある態度で面接に臨めるようにしたいものだ。

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