教員採用選考 担当課長に聞く 平成29年度採用選考の動向【甲信越】

本紙は、平成29年度公立学校教員採用選考(今夏実施)の動向を探るため、都道府県・指定都市教育委員会の採用選考担当課長に書面インタビューを行いました。今号は、関東、甲信越、東海地域の全回答を掲載します。北陸近畿中国地域は次号(4月7日号)に、東北四国九州地域は次々号(5月号)に掲載を予定しています(回答は3月中旬時点のものです、最終確認は実施要項を参照ください)。

【自治体を選択してください】

[vc_tabs interval=”0″][vc_tab title=”山梨県” tab_id=”1460098299751-2-3″]
山梨県教育委員会
義務教育課長 青柳 達也

【1.求める教師像】

本県では、求める教師像を(1)豊かな人間性と幅広い視野を持った教師(2)教育に対する情熱と使命感がある教師(3)幅広い教養と専門的な知識・技能を持った教師と定め、子どもたちや保護者と誠実に接し共に成長していける人材を求めています。専門的な知識を持っていることはもちろん、人として教師として信頼されるよう人物本位の選考を行っています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

《選考の特徴》身体に障害をもっている人、英語の特別な資格をもっている人、スポーツ実績がある人、教職経験のある人を対象とした特別選考などがあることです。また、栄養教諭の選考も実施しています。《主な変更点》未定です。

【3.選考日程説明会、試験の日程】

未定(昨年度は、願書の配布を5月上旬、出願受け付けを6月1~3日、1次検査を7月12日に実施)。

【4.採用見込み数】

未定(昨年度は、小学校81人、中学校45人、高校20人、特別支援学校20人、養護教諭6人、栄養教諭2人)。

【5.人物試験の評価観点】

▽作文=内容・構成・表記・分量・柔軟性・積極性・適格性▽面接=発言内容・態度・的確な判断力・意欲・情熱をそれぞれ評価します。なお、ホームページに「各検査判定基準表」があり、検査内容も掲載されています。

【6.受験者へメッセージ】

本県の教育を推進するための基本指針であり、「未来を拓く『やまなし』人づくり」を基本理念とする「新やまなしの教育振興プラン」は、ぜひ目を通しておいてください。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

【受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】

▽小学校:357人、80人、4.5倍▽中学校:309人、45人、 6.9倍▽高校:239人、18人、13.3倍▽特別支援学校:64人、20人、3.2倍▽養護教諭:50人、11人、4.5倍▽栄養教諭:17人、1人、17.0倍。

【試験内容・配点】

▽1次検査=筆答検査、実技検査([体育]小、特支小学部、中・高・特支中学部及び高等部保体受検者。[美術]中・特支中学部美術受検者。[音楽]中・高・特支中学部および高等部音楽受検者)▽2次検査=適性検査、作文、面接、集団討議、実技検査([英語]中・高・特支中学部および高等部英語受検者。[音楽]小、特支小学部)▽配点は、「選考検査内容および配点」としてホームページで公表しています▽合格基準点については、公表していません。

【論文課題】

ホームページ上の「各検査判定基準表」を参照してください。変更点については未定です。

【面接試験の実施方法】

▽個人面接(面接形式4対1、33分)▽集団討議(1集団5~9人程度の集団討論形式、50~70分)。他は、ホームページ上の「各検査判定基準表」を参照してください。質問内容については、公表していません。変更点については未定です。

トップに戻る

[/vc_tab][vc_tab title=”長野県” tab_id=”1460098302797-3-9″]
長野県教育委員会
義務教育課長 兒玉 順夫
高校教育課長 今井 義明

【1.求める教師像】

長野県では次のような人材を求めています(平成29年度選考の要項に掲載する内容は未定ですが、「求める教師像」として次のことを大事にしています)。(1)教育者としての使命感と責任感を持ち、社会人として規律を順守する人(2)教育への情熱を持ち、真摯に子どもを理解しようとする人(3)豊かな人間性と広い視野、確かな人権意識を持ち、子どもや保護者の思いに共感できる人(4)同僚や保護者、地域の方々と協力し、共に汗を流し行動する人(5)創造性と積極性があり、常に向上し続けようとする、心身のたくましさを持っている人(6)幅広い教養と教科等の専門的な知識・技能を持ち、柔軟に対応することができる人。

【2.選考の特徴・主な変更点】

未定です。平成29年度選考(28年実施選考)の要項が4月下旬に配布予定です。同時に長野県教育委員会ホームページに掲載されますので確認ください。

【3.選考日程】

▽説明会=未定。昨年度並みに実施予定(昨年度は、12月、2月、3月に首都圏学生向けで「銀座NAGANO」にて実施)▽要項等配布・受け付け開始:4月下旬を予定(昨年度は、要項等配布開始が4月24日、受け付け開始は4月27日~)▽1次選考実施日=未定(例年の目安は、7月第2土日)▽2次選考実施日=未定(例年の目安は、小・中・特別支援学校は8月18日頃~、高校は8月20日頃から1週間のうちの1日)。

【4.採用見込み数】

未定(昨年度は、小学校教諭170人、中学校教諭108人、高校教諭91人、特別支援学校教諭41人、小・中学校養護教諭17人、高校養護教諭2人、小・中学校栄養教諭5人)。

【5.人物試験の評価観点】

要項で公表します(昨年度は▽小論文=題意把握の的確さ、文章構成の工夫、論理的思考力、誤字・脱字等▽小・中・特別支援学校の1次選考集団面接=意欲、判断力、人間的魅力▽高等学校の1次選考集団面接=意欲、態度、人間性、柔軟性を、それぞれ評価の観点としました)。

【6.受験者へメッセージ】

教師は、子どもたちの成長にかかわることができる、やりがいのある仕事です。子どもたちを伸ばすのは、教師の専門性と人間性にかかっています。日頃から教師としての専門的な知識や技能を習得していくことはもちろんですが、一人の人として、人間的魅力も磨いてほしいと思います。本県の教員の使命・任務は、「子どもの命と安全を守り、夢や可能性を育む」「専門性を磨き、人間力を高めるために学び続ける」です。これらのことを十分に理解し、ぜひ長野県の教師を目指してほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:737人、170人、4.3倍▽中学校:752人、108人、7.0倍▽高校:645人、91人、7.1倍▽特別支援学校:136人、41人、3.3倍▽養護(小中):134人、17人、7.9倍▽養護(高):14人、2人、7.0倍▽栄養(小中):39人、5人、7.8倍。

【試験内容・配点】

▽小学校・中学校・特別支援学校=[1次選考]一般教養60点、専門教科100点、小論文と集団面接は5段階評価、[2次選考]個人面接70点、実技30点(小学校、特別支援学校、中学校音楽、保健体育、英語に課す)合格基準点に係る情報は公表していません▽高校=[1次選考]一般教養60点、専門教科120点、小論文と集団面接は5段階評価、[2次選考]個人面接は5段階評価▽合格基準点に係る情報は公表していません。

【論文課題】

▽小学校・中学校・特別支援学校=「子どもの可能性を引き出す教師」について、体験を踏まえて考えを述べなさい(800字以内)▽高校=「花」(800字以内)。

【面接試験の実施方法】

公表していません。

トップに戻る

[/vc_tab][vc_tab title=”新潟県” tab_id=”5f877390-99b4-2″]
新潟県教育委員会
義務教育課長 大野 雅人

【1.求める教師像】

(1)子どもの心をよく分かろうとする温かみのある人(2)一人ひとりの子どもと真剣に向き合う人(3)子どもに楽しくよく分かる授業をしようとする人(4)子どもの学校生活を楽しくしてくれる活力のある人(5)コミュニケーション能力に優れている人(6)郷土を愛し、未来を切り開くキャリア教育を推進できる人(7)グローバル化に対応した教育を推進できる人。

【2.選考の特徴・主な変更点】

《選考の特徴》第1次検査では主として学力等の基礎的資質を、第2次検査では主として人物評価を行い、人間性や教員としての適格性をみます《主な変更点》未定です。3月下旬ごろパンフレットおよびホームページでお知らせします。

【3.選考日程】

未定です(例年、要項配付・願書受け付けは4月下旬~5月中旬。1次検査は7月上旬。2次検査は8月中~下旬。なお、教育委員会が主催しての説明会は行いません)。

【4.採用見込み数】

未定です(平成28年度は、採用予定数は小学校230人程度、中学校50人程度、高校50人程度、特別支援学校教諭16人程度、養護教諭35人程度、栄養教諭4人程度でした)。

【5.人物試験の評価観点】

面接検査においては、コミュニケーション能力、児童生徒に対する愛情、教育者としての使命感や将来性、教科に関する専門的な知識や技能、授業や生徒指導に関する基本的構えや資質、心身の健康と活力、豊かな人間性や幅広い教養、積極的に人とかかわり豊かな人間関係を築こうとする姿勢などの観点から評価をしています。

【6.受験者へメッセージ】

新潟県では、基本理念である「個を伸ばす教育」を進める中で、未来を切り拓き、これからの県の発展に参画できる人材を育成するため、「ふるさとへの愛着と誇りを胸に、粘り強く挑戦し未来を切り開く、たくましいひとづくり」を目指しています。ぜひ、新潟県の教育の目指す姿を理解した上で、今まで以上に人間としての魅力や教師としての資質を磨いていってほしいと思っています。そして、なぜ教員を目指すのかという目的意識を再確認した上で、教科や専門領域の指導に必要な学力や技能を高める努力をしてください。また、運動や芸術活動、地域活動やボランティア活動などに参加し、人や社会と積極的に関わる経験を積み、社会性やコミュニケーション力を育んでほしいと思います。教育に対する情熱はもちろんのこと、豊かな人間性と高い専門性を備えた人を新潟県は待っています。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:610人、229人、2.7倍▽中学校:709人、51人、13.9倍▽高校:591人、47人、12.6倍▽特別支援学校:73人、17人、4.3倍▽養護教諭:199人、33人、6.0倍▽栄養教諭:32人、4人、8.0倍。

【試験内容・配点】

▽1次検査=[小学校教諭・中学校教諭・高校教諭・特別支援学校教諭・養護教諭・栄養教諭]筆答検査1.:50点、筆答検査2.:200点、論文:50点。[中学校教諭・高校教諭のうち実技検査を課す教科]筆答検査1.:50点、筆答検査2.:100点、実技検査:100点、論文:50点▽2次検査=[小学校教諭]個人面接1.:30点、個人面接2.:50点、実技検査:20点。[中学校教諭]個人面接1.:30点、個人面接2.:50点。[高校教諭]個人面接1.:30点、個人面接2.:50点。[特別支援学校教諭]個人面接1.:30点、個人面接2.:50点、実技検査:20点。[養護教諭]個人面接2.:60点、実技検査:20点[栄養教諭]個人面接2.:60点。

【論文課題】

論文検査の時間は60分、字数は800字▽課題内容:[小学校教諭、中学校教諭、高校教諭、特別支援学校教諭、栄養教諭]国や県の動向の捉えとそれを踏まえた具体的な指導について、受検者の考えを問うものでした。[養護教諭]具体的な条件や場面を想定した中での指導について、受検者の考えを問うものでした。

【面接試験の実施方法】

▽個人面接1.=模擬授業および場面指導:主に教科指導・生徒指導に関する基本的構えや指導力に関する内容を質問しました。なお、模擬授業の課題分野は7月下旬にホームページで公開しました▽個人面接2.=「受検願書」「自己申告カード」などの記載内容を参考にしながら、児童生徒に対する愛情、教育者としての使命感や将来性、心身の健康と活力、人間性や幅広い教養、児童生徒はもとより保護者や地域の人々と豊かな人間関係を築ける能力などの観点から質問しました。

トップに戻る

[/vc_tab][vc_tab title=”新潟市” tab_id=”4156dca4-fec6-2″]
新潟市教育委員会
教職員課長 吉田 隆

【1.求める教師像】

新潟市では、「学力・体力に自信をもち、世界と共に生きる心豊かな子ども」の育成を目指した教育を推進するために、「授業力」「組織マネジメント力」「人間力」を備え、市民感覚に富んだ教師、子どもたちのよき理解者として、また、健やかな成長を促す支援者として、保護者や地域の人たちから信頼される魅力ある教師を強く求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

《選考の特徴》人間力を重視した検査を実施しています。第1次検査の個人面接、第2次検査の個人面接、集団面接を実施しています。新潟市が求める教師への素養・素地を見極め、活躍できる人材の発掘を目指していきます。《主な変更点》現在未定です。

【3.選考日程】

ガイダンスは、県内の各大学からの依頼で実施しています。例年、受検案内配付・願書受け付けは4月下旬~5月中旬。第1次検査は7月上旬、第2次検査は8月中旬~下旬です(ホームページ掲載・ダウンロード可の予定)。第1次検査日は未定です。

【4.採用見込み数】

未定です(平成28年度は、小学校教諭50人程度、中学校教諭15人程度、特別支援学校教諭4人程度、養護教諭5人程度)。

【5.人物試験の評価観点】

新潟市では、「人間力」を重視しますので、筆記検査だけでは分からない指導力や実践力、コミュニケーション能力、協調性などの「教師としての資質」を、論文・面接を通して評価しています。

【6.受験者へメッセージ】

本市の教育計画である「新潟市教育ビジョン」では、多くの力を結集し、協働で取り組んでいこうという「学・社・民の融合による人・地域・学校づくり」の考え方を重視しています。そのためには、教育に対する情熱と使命感、専門的知識・技能等をもち、優れた人権感覚と豊かな人間性を備えた教師となれるよう自己研さんを積んでほしいと思います。なお29年度採用から、本市では中高共通枠で高校教員を独自採用します。幼稚園から高校までの一貫性ある新潟市の教育を推進できる優秀な人材を求めています。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

【受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】

▽小学校:196人、51人、3.8倍▽中学校:135人、15人、9.0倍▽特別支援学校:18人、4人、4.5倍▽養護教諭:28人、5人、5.6倍。

【試験内容・配点】

各検査の配点は下記のとおりです。なお、合格基準点はありません▽1次検査=[一般選考・特別選考1.]筆記検査1.(教職・一般教養に関する問題)50点、筆記検査2.(教科に関する問題)200点(中学校音楽・保健体育・技術・家庭100点)、論文60点、実技(中学校音楽・保健体育・技術・家庭100点)、個人面接50点、適性検査。[特別選考2.・3.]論文60点、実技(中学校音楽・保健体育・技術・家庭100点)、個人面接50点、特別選考面接10点[特別選考4.]論文60点、実技(中学校音楽・保健体育・技術・家庭100点)、個人面接50点。※判定基準:(1)筆記検査1.、筆記検査2.、論文、実技検査、個人面接において設定した基準に達しない人は、不合格とします(2)「(1)」の不合格者を除き、筆記検査1.、筆記検査2.、論文、実技検査、個人面接の合計点に基づき、提出書類の記載内容等も含めて、一件ごとに審査を行い、合否の判定を行います。▽2次検査=個人面接A50点、個人面接B50点、集団面接50点、実技検査(小学校50点、特別支援学校50点、養護教諭50点)※判定基準:(1)個人面接、集団活動、実技検査において設定した基準に達しない人は、不合格とします。(2)「(1)」の不合格者を除き、個人面接、集団活動、実技検査の合計点に基づき、提出書類の記載内容や第1次検査結果等を勘案して、一件ごとに審査を行い、合否(登録)の判定を行います。

【論文課題】

[小・中・特別支援学校教諭、養護教諭]論文題=目指す教師像について(800字)

【面接試験の実施方法】

▽面接形式=個人面接、集団面接▽主な質問内容=新潟市のよさや魅力・愛着について、家庭や地域とのかかわりや連携・協力体制について、魅力的な教師とはどのような教師か等。

トップに戻る

[/vc_tab][/vc_tabs]

関連記事