教員採用選考 担当課長に聞く 平成29年度採用選考の動向【東海】

本紙は、平成29年度公立学校教員採用選考(今夏実施)の動向を探るため、都道府県・指定都市教育委員会の採用選考担当課長に書面インタビューを行いました。今号は、関東甲信越、東海地域の全回答を掲載します。北陸近畿中国地域は次号(4月7日号)に、東北四国九州地域は次々号(5月号)に掲載を予定しています(回答は3月中旬時点のものです、最終確認は実施要項を参照ください)。

【自治体を選択してください】

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静岡県教育委員会
義務教育課長 林 剛史
高校教育課長 渋谷 浩史
特別支援教育課長 渡邊 浩喜

【1.求める教師像】

静岡県では、「個人として自立し、人との関わり合いを大切にしながら、よりよい社会づくりに参画し行動する「有徳の人」の育成を目指しています。この「有徳の人」の育成に向けて、「教育者としての使命感」「人間の成長・発達についての深い理解」「児童・生徒に対する教育的愛情」「教科等に関する専門的知識」「広く豊かな教養」を備え、かつこれらを基盤とした実践的指導力をもつ、「頼もしい教員」を求めています。自らの職務に誇りと気概を持ち、日々の教育活動の中で、子どもの成長に喜びを感じ、子どもとともに自ら成長していくことができる教師を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

《選考の特徴》第1次・2次選考試験とも面接試験を実施し、人物重視の選考を行っています。また、教育現場の実態や今後の学校教育の方向を見据え、教職経験者、博士号取得者や国際貢献活動経験者、民間企業・医療機関等の勤務経験者、身体障害者を対象とした特別選考や、ポルトガル語・スペイン語が堪能な者を対象にした選考や大学院修士課程の特例などの特色のある募集を行っています。《主な変更点》(1)加点制度を導入します。高い英語能力をもつ方、特別支援学校教諭免許状を所有する方(取得見込みの方)、複数の普通免許状を所有する方(取得見込みの方)を対象に、第1次選考試験の結果に加点を行います。加点対象となる条件等については、平成29年度静岡県公立学校教員募集案内・選考試験要項でご確認ください(2)高等学校教員の選考試験科目では、「水産(機関)」を実施します。

【3.選考日程】

▽説明会=県教育委員会として説明会は予定していません。県内外の各大学等からの要請に応じて実施します▽願書配布=4月4日~、県教育委員会義務教育課、高校教育課、特別支援教育課、県民サービスセンター、静岡県内の各市町教育委員会、静岡県東京事務所・大阪事務所、静岡県名古屋観光案内所等で配布します▽願書受け付け=4月15日~5月6日(郵送のみ、5月6日消印有効)▽第1次選考試験=7月9、10日に実施▽第2次選考試験=8月17、18、19日に実施。

【4.採用見込み数】

未定です(前年度の採用見込み数は、小学校240人程度、中学校155人程度、高等学校165人程度、特別支援学校130人程度、養護教員20人程度)。

【5.人物試験の評価観点】
求める教師像に照らし、教育者としての使命感、人間の成長・発達についての深い理解、児童生徒に対する教育的愛情、広く豊かな教養、及びそれらを基盤とした実践的な指導力を備えているか、積極性、思考力・判断力、協調性・社会性、表現力・コミュニケーション力、態度などの観点から評価しています。

【6.受験者へメッセージ】

学生、既卒者ともに、子どもたちの成長に関わるという使命感・責任感を高めるとともに、子どもたちに対する教育的愛情を醸成してください。また、教員としての専門的知識や指導技術を身に付ける努力はもちろんですが、教育の現場で実際に子どもや教員と関わったり、旅行やアルバイト、ボランティア活動などの経験を通じてさまざまな立場の方々と触れ合ったりしてコミュニケーション力を高め、自らの視野を広げたり、人間的な魅力を磨いたりしてほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

【受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】

▽小学校:734人、243人、3.0倍▽中学校:674人、159人、4.2倍▽高校:1008人、166人、6.1倍▽特別支援学校:447人、129人、3.5倍▽養護教員:133人、20人、6.7倍。

【試験内容・配点】

《第1次選考試験》▽教職・一般教養=小・中学校・養護教員:50点、高校:50点、特別支援学校:50点(教職経験者を対象とした選考、博士号を取得した者を対象とした選考、国際貢献活動経験者を対象とした選考、民間企業等での勤務経験を有する者を対象とした選考、医療機関等での勤務経験を有する者を対象とした選考、身体障害者特別選考では、教職・一般教養に替えて課題作文:50点を実施する)。※教職経験者を対象とした受験者で条件に該当する者は、教職・一般教養試験免除する▽教科専門:100点(実技試験を含めて)▽面接試験:試験委員が5段階で評価。※特別支援学校は、加えて全受験者に体育実技試験:20点。

《第2次選考試験》▽面接試験=小・中学校、養護教員:75点、高校:100点、特別支援学校:35点▽小論文(高校):10点▽実技試験(高校外国語):5段階評価▽高校家庭:100点▽特別支援学校(特別支援教育専門):100点。※それぞれの項目ごとに、審査対象者とする最低基準はあるが、合格基準点はない。

【論文課題】

▽教職経験者を対象とした課題作文(小・中学校)=「静岡県いじめの防止等のための基本的な方針」を踏まえ、これまでの教職経験に基づいて、いじめを未然に防止するための日常的な取組について具体的に記述する(601字以上800字以内)▽教職経験者を対象とした課題作文(養護教員)=養護教諭として、子どもたちが性に関して適切に理解し行動できるようにするために、児童又は生徒が卒業するまでにどのような力を身に付けさせたいか、理由も含めて記述するとともに、個別指導と集団指導の視点から具体的な取組についても記述する(601字以上800字以内)▽教職経験者を対象とした課題作文(高校)=悩みを抱えている生徒の把握方法とその生徒に対する指導あるいは援助を具体的記述する(800字以内)▽教職経験者を対象とした課題作文(特別支援学校)=「教育のユニバーサルデザイン化」について、誰もが「分かる」「できる」授業を目指して、今後工夫していきたい授業の例をねらいを含めて記述する(601字以上800字以内)▽博士号を取得した者を対象とした課題作文(高校)=高校生に科学的な見方や考え方を身に付けさせるために何が必要か、理科の授業における具体的な指導例を挙げながら考えを記述する(800字以内)

▽国際貢献活動経験者を対象とした課題作文(小中学校、養護教員、特別支援学校)=国際貢献活動の経験を踏まえて、子どもたちに最も伝えたいこととその理由、伝えるための効果的な学級での活動について具体的に記述する(601字以上800字以内)▽国際貢献活動経験者を対象とした課題作文(高校)=国際貢献活動の中で体験した「カルチャーショック」を学校教育の中で具体的にどのように生かしたいと考えているか記述する(800字以内)▽身体障害者を対象とした課題作文(小・中学校、養護教員、高校、特別支援学校)=特別支援学校と地域の学校(通常の学級)の同学年で地域の行事についての共同学習を実施する場合に、事前の打ち合わせにおいて、特に確認が必要と考えることを具体的に記述するとともに、当該児童生徒に対する事前指導について交流及び共同学習の意義を踏まえて記述する(601字以上800字以内)▽小論文(高校第2次選考試験)=「教員に求められる人権意識」(800字以内)。

【面接試験の実施方法】

《小・中学校・養護教員》▽第1次選考試験=[個人面接]面接形式3対1、所要時間10分、主な質問内容「あなたが、教員を志した理由は何ですか。」「静岡県を受験した理由は何ですか。」

《高校》▽第1次選考試験=[個人面接]面接形式3対1、所要時間5分、主な質問内容「あなたが高校の教員になろうと決めた一番の動機は何ですか。」

《特別支援学校》▽第1次選考試験=[個人面接]面接形式3対1、所要時間12分、主な質問内容「教員として必要な資質」「自分の長所・短所」

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静岡市教育委員会
教職員課長 月見里 茂希

【1.求める教師像】

静岡市の求める教師像は「優れた専門知識をもち、心身ともに健康で、豊かな人間性を兼ね備えた人」です。

【2.選考の特徴・主な変更点】

《選考の特徴》専門的な知識や技能だけでなく、教育に対する熱意・使命感や子どもに対する深い愛情等、豊かな人間性を見取ることができるよう、人物重視の選考に努めています。選考試験の具体的な特徴としては、第2次試験で、静岡市独自の試験項目「グループ活動」を取り入れていることです(グループ活動とは、与えられた課題の解決に向けて、グループで活動する受験者一人ひとりの様子を評価するものです)。また「しずおか教師塾」の卒塾者を対象とした「特別選考試験」を実施し、実践的な指導力を備えた人材の採用をめざしています。《主な変更点》現在検討中です。4月初旬に実施要項の配布を開始しますので、そちらでご確認ください。

【3.選考日程】

▽説明会:4月3日▽願書配布:4月4日から▽願書受け付け:4月15日~5月6日▽特別選考試験日:6月11日▽1次試験:7月9、10日▽2次試験:8月17、18日。

【4.採用見込み数】

▽小学校教員:現在検討中(前年度は60人程度)▽中学校教員:各教科若干人▽養護教員:若干人。

【5.人物試験の評価観点】

静岡市の求める教師像「優れた専門知識をもち、心身ともに健康で、豊かな人間性を備えた人」に適うかどうかを評価します。具体的な視点は次の5点です。(1)教育に燃える熱意、使命感をもった教師(2)子どもに学ぶ楽しさを教える専門的な知識・技能をもった教師(3)子どもを包みこむ温かさ、優しさをもった教師(4)子どもに生き方を教えることができる教師(5)人とつながる人間関係調整力をもった教師。

【6.受験者へメッセージ】

教員としての専門的な知識や技能を身に付けることはもちろんのこと、一人の人間として、自らの人間性を高めることに努めてほしいと思います。多くの子どもたちやさまざまな立場の人たちと交流を深めたり、ボランティア活動等に参加したりすることも有益だと考えます。また、静岡市の教育や静岡市の求める教師像についても理解を深めてほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:204人、60人、3.4倍▽中学校:164人、31人、5.3倍▽養護教諭:26人、4人、6.5倍。

【試験内容・配点】

▽1次試験=教職・一般教養:50点または課題作文50点、教科専門:100点、個人面接試験:60点▽2次試験=個人面接試験:60点、グループ活動:160点、実技試験・小学校のみ:20点(※1次試験、2次試験共に、合格基準点は、特に定めておりません)。

【論文課題】

教職経験者を対象とした選考区分で受験した場合に、課題作文を課しています▽課題内容=[小・中学校]いじめの未然防止のために大切にしたいこと、日常的に取り組んでいきたいことについて。[養護教員]子どもたちが性に関して適切に理解し行動できるようにするために、養護教諭として取り組みたいことについて▽指定字数=601字以上800字以内。

【面接試験の実施方法】

▽個人面接試験(1次・2次ともに実施)=所要時間:約10分。主な質問内容:面接シートに記入されていること、教育現場で起こった事例に対する対応について、「たくましく しなやかな子どもたち」の育成について、「報・連・相」について、失敗から学んだことについて等▽グループ活動(2次で実施)=所要時間:約180分。実施の流れ:グループ(5~6人)で課題に取り組む。課題内容:「いじめ防止」を呼びかけるメッセージを考え、教師としてすべきことは何かについて話し合う。

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[/vc_tab][vc_tab title=”浜松市” tab_id=”1460100470263-2-1″]
浜松市教育委員会
教職員課長 笹原 康夫

【1.求める教師像】

浜松市では、子供たちの心を育てることのできる「人間味あふれる教員」を求め、人物重視の選考に努めています。「人間味あふれる教員」とは、子供たちの「生きる力」を育んでいく教育専門職としての指導力に加え、全ての子供たちの成長を願い、信念と情熱をもって教育活動に取り組む姿勢や、子供、保護者、地域住民、学校組織、さまざまな人との誠実なかかわりを通して、自らを律し互いに切磋琢磨し合いながら、自らを成長させることができる資質をもった教員であると考えています。そして、こうした豊かな人間性や社会性をもった者こそ、子供たちの成長を支え、導くことができる教師になり得ると考えています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

《選考の特徴》人物評価を多面的に行うために、特徴の異なる面接試験、集団討論検査等を複数回実施しています。経験による特別選考やバイリンガル選考(ポルトガル・スペイン語)などで、多様な人材の採用を目指しています。発達支援推進教員選考を特別選考に加え、特別支援学校教諭普通免許状を取得または取得見込みの者や特別支援教育担当者としての経験がある者の採用の機会を増やしています《主な変更点》大学院修士課程に在籍する者または進学する者で希望する者が、第2次選考試験に合格した場合、採用候補者としての名簿登載期間を変更することができるようにしました。小中併願受験者で中学校「国語、社会、数学、理科」を希望した者は、教科専門試験を行うことにしました。身体に障がいのある者を対象とした選考では、第1次試験における教職・一般教養を課題作文に代えることができ、一般選考と同様の試験を行いますが、選考は一般試験とは別に行います。詳しくは、試験要項で確認してください。

【3.選考日程】

▽説明会=平成28年3月26日。その他、県内外の大学等からの要請に応じて実施します▽願書配付期間=平成28年4月4日から5月6日まで配付予定▽願書受け付け期間=4月15日~5月6日▽試験日程=第1次選考試験:7月9、10日。第2次選考試験:8月16、17日。

【4.採用見込み数】

小学校教員75人程度、中学校教員40人程度、養護教員若干人。採用予定人員は現時点における一応の目安であり、変更することがあります。

【5.人物試験の評価観点】

▽求める教師像で挙げた「人間味あふれる教員」として、以下の観点で評価します。(1)強い使命感をもち、児童生徒のために情熱をもって教育実践に取り組む教員(2)児童生徒や保護者に対して、人間味あるかかわりができる教員(3)児童生徒の心を引き付け、児童生徒に力を付ける授業が展開できる教員(4)健全な集団づくりができる教員(5)社会人としての常識や、教員としてふさわしい高い倫理観を身に付けた教員。

【6.受験者へメッセージ】

子供たちの成長にかかわり、未来に夢を持たせる、教師という仕事の責任と使命を感じてほしいと思います。また、学校は常に人とかかわり集団で生活する場でもあります。人とのかかわりを大切にし、かかわりを通して自分を振り返ったり、相手の気持ちに立って考えたりすることで、自ら成長していこうとする姿勢を学んでほしいと思います。また、浜松市では「はままつの人づくり」の方向性を示した「第3次浜松市教育総合計画」を策定しています。浜松の教育の中心となる考え方と取組内容について理解を深めておいてほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

【受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】

▽小学校:295人、75人、3.9倍▽中学校:219人、38人、5.8倍▽養護:64人、4人、16.0倍。

【試験内容・配点】

▽1次試験=一般教養・教職教養50点、課題作文50点、教科専門100点(一部実技試験を含む)、面接試験5段階評価。※小学校は、加えて全受験者に体育実技試験10点▽2次試験=面接(個人、授業)5段階評価、集団討論検査5段階評価、学校教育に関するレポート20点▽合格基準=1次試験、2次試験、それぞれの項目ごとに、審査対象とする最低基準はありますが合格基準点は設定していません。

【論文課題】

▽1次試験=[小・中学校教員]課題文に示された「静岡県いじめの防止等のための基本的な方針」の基本的な考え方をもとに、いじめ未然防止のために最も大切にしたいことはどのようなことか、そのように考える理由とともに記述する。さらに、どのようなことを日常的に取り組むか、今までの教職経験に基づいて具体的な取組を一つ挙げ、記述する(601字以上800字以内)。[養護教員]課題文に示された「心身の成長発達についての正しい理解」をもとに、「子供たちが性に関して適切に理解し行動できるようにする」ために、どのような力を身に付けさせたいと考えるか、理由を含めて記述する。さらに、その力を身に付させるためにどのような取組を進めたいと考えるか、今までの教職経験にもとに「個別指導」と「集団指導」の両方の視点から、具体的に記述する(601字以上800字以内)。▽2次試験=[小・中学校教員、養護教員]浜松市では、未来を担っていく子供を育むために、「はままつの人づくり」として第3次浜松市教育総合計画において「未来創造への人づくり」と「市民協働による人づくり」の実現を目指している。三つの「目指す子供の姿」の中から一つを選び、その「姿」を具体的に記述する。また、選んだ子供の姿にするために、学校において、どのような場で、どのような手立てを行うか記述する(字数制限無し)。

【面接試験の実施方法】

▽1次試験=個人面接(面接形式3対1・15分)▽2次試験=個人面接(面接形式3対1・15分)、授業に関する面接(面接形式3対1・15分)、集団討論検査(1集団6人程度の集団討論形式・グループで課題検討後、課題についての発表を行う・60分)▽主な質問内容=浜松市の求める教師像「人間味あふれる教員」を採用するために、「5.人物試験の評価観点」に関する質問を行う。

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[/vc_tab][vc_tab title=”愛知県” tab_id=”1460100472151-3-3″]
愛知県教育委員会
教職員課長 與語 勝廣

【1.求める教師像】

愛知県では、「あいちの教育ビジョン2020」において、めざす「あいちの人間像」を「自他の命を大切にし、多様な人々の存在を尊重して生きることのできる人間」、「互いに切磋琢磨し、自らの力を社会に生かすことのできる人間」、「生涯にわたって健やかな体と心をつちかい、学び続けることのできる人間」、「あいちの伝統と文化、『ものづくりの精神』を継承し、新たな価値を生み出すことのできる人間」「次代を展望し、世界に視野を広げ活動することのできる人間」としています。この「あいちの人間像」の実現に向けて、次のような教師像を求めています。(1)広い教養と豊富な専門的知識・技能を備えた人(2)児童生徒に愛情をもち、教育に情熱と使命感をもつ人(3)高い倫理観をもち、円満で調和のとれた人(4)実行力に富み、粘り強さがある人(5)明るく、心身ともに健康な人(6)組織の一員としての自覚や協調性がある人。

【2.選考の特徴・主な変更点】

今年度は、一般推薦に加え、昨年度の補欠者に対する特別選考、障害者選考、障害者大学推薦特別選考、大学推薦特別選考、外国語(ポルトガル語、スペイン語、中国語)堪能者選考、元教諭・講師経験者特別選考、介護理由退職者特別選考、現職教諭特別選考、芸術(音楽・美術)・スポーツ特別選考、英語有資格者特別選考、社会人特別選考、特別支援教育に関する特別選考、教職大学院修了見込者特別選考、大学院進学による採用辞退者に対する特別選考を実施しました。教職経験者はもとより社会人経験者や身体障害者にも門戸を拡げ、人物重視の観点から、愛知が求める教師像に見合った人材をあらゆる角度から募集しました。29年度から、小学校英語特別選考の新設、大学推薦特別選考の受験区分・教科の追加、外国語堪能者選考の受験区分の追加をします。また、30年度から、高校教諭・家庭について、実技試験を追加します。

【3.選考日程】

▽説明会=[尾張会場]江南市民文化会館、5月4日午後2時半~[西三河会場]刈谷市総合文化センター、5月3日午後2時半~[東三河会場]蒲郡市民会館、5月4日午後2時半~[関東会場]川崎市産業振興会館、5月3日午後2時~[関西会場]摂津市立コミュニティプラザ、5月1日午後2時~[静岡会場]グランシップ、5月1日午後2時~[広島会場]広島市東区民文化センター、4月29日午後2時半~[福井会場]福井市文化会館、4月29日午後2時半~▽受験案内および願書の配布=4月28日~、ホームページからダウンロードして入手できます。なお、ダウンロードできない方は、以下の場所でも入手可能です。愛知県教育委員会教職員課、愛知県県民相談・情報センター、各県民相談室、各教育事務所、愛知県教育・スポーツ振興財団教育振興課、愛知県東京事務所、各説明会場(説明会当日のみ)▽願書受付期間=5月2~18日▽1次試験=7月23日▽2次試験=8月23・24日。

【4.採用見込み数】

未定(平成28年度採用見込み数は、小学校教諭700人、中学校330人、高校教諭300人、特別支援学校120人、養護教諭40人、栄養教諭10人の計1500人)。

【5.人物試験の評価観点】

平成28年度選考においては、人物重視の観点に基づいて、総合的に評価を行いました。「口述試験」「小論文」等の評価の観点については、受験案内に明示しています。

【6.受験者へメッセージ】

学校は言うまでもなく「学び」の場です。学校教育を通じて子どもたちに学ぶことの意義や生きることの尊さを正しく理解させることが必要です。まずは、自分の専門分野の学力を伸ばしてください。同時に、新聞や本を通じて幅広い知識を身につけてください。次に、学校は生身の人間を相手にします。どうぞ、心を磨いてください。教員の何気ないちょっとした言動にも子どもたちは敏感に反応し、時には喜び、時には悲しみます。寛容な心を身につけてください。最後に、体力をつけてください。先生が元気であってこそ、子どもたちも元気でいられます。「学力・精神力・体力」を伸ばしてください。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:2428人、700人、3.5倍▽中学校:1998人、330人、6.1倍▽高校:2061人、300人、6.9倍▽特別支援学校:587人、120人、4.9倍▽養護教諭(小中):389人、30人、13.0人▽養護教諭(県立):98人、10人、9.8倍▽栄養教諭:92人、10人、9.2倍。

【試験内容・配点】

▽1次試験=教職・教養:100点、教科専門1.:100点、口述試験:5段階評定▽2次試験=教科専門2.:100点、小論文:5段階評定、口述試験・集団討議:3段階評定、口述試験・個人面接:5段階評定、実技試験(実施教科:音楽、美術、保健体育、英語、工業・デザイン、農業)音楽、美術、保健体育、工業(デザイン):100点、英語:50点、農業:40点。

【論文課題】
平成28年度の小論文は全校種共通。全国の小学校6年生と中学校3年生に実施した、テレビゲームをする時間に関するアンケート結果を見て、「このグラフから、あなたはどのようなことを読み取るか。また、それを踏まえて、あなたは教員としてどのような教育を心がけるか。」(指定字数900字以内)。

【面接試験の実施方法】

▽1次試験=[集団面接]5人1組20分程度で実施。教員としての適性を、態度、人柄、活力等の観点から、5段階で評価▽2次試験=[集団討議]8人1組50分程度で実施。教員としての適性を、コミュニケーション能力、教育への情熱や使命感、児童生徒への愛情や興味・関心の観点から、3段階で評価。[個人面接]個別に20分程度(場面指導を含む)で実施。積極性、表現力、責任感、協調性、適応性、社会性等の観点に基づき、5段階で評価。

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[/vc_tab][vc_tab title=”名古屋市” tab_id=”1460100472991-4-8″]
名古屋市教育委員会
教職員課長 早川 孝一

【1.求める教師像】

専門的知識と幅広い教養を持ち、教育に対する情熱と使命感にあふれ、健康的な体と豊かな人間性を兼ね備えている、知・徳・体のバランスのとれた人物。

【2.選考の特徴・主な変更点】

スポーツの分野・芸術等の分野において優秀な実績を有する人、英語能力に優れている人、名古屋市公立学校で常勤・非常勤講師として任用されていた人、名古屋市以外の国公立学校に本務教諭として勤務している人等には、1次試験の一部を免除する特例があります。実施要項の変更点については検討中です。

【3.選考日程】

未定(昨年度は、説明会を5月9日に名古屋、5月16日に東京・京都の会場で行いました。願書配布は5月1日~、受け付けは5月18日~29日、1次試験は7月18日でした)。

【4.採用見込み数】

未定(昨年度は、高校:約15人、中学校[特別支援学級担当教員含む]:約75人、小学校:約230人・特別支援学級:担当教員含む、幼稚園:10人、養護教員:約15人、特別支援学校約15人、栄養教員:5人)。

【5.人物試験の評価観点】

お答えできません。

【6.受験者へメッセージ】

教育現場においては、変化の激しい時代を生き抜くための力を育むため、児童・生徒の実態や指導内容等に応じて、創意工夫をこらした教育を進めることが求められます。さらに、子どもたちの無限の可能性を生かし、子どもたちと一緒に行動する、バイタリティも必要です。子どもたち一人ひとりの適性に応じて粘り強く指導できる根気強さを持ち、自らの体験を通して子どもに夢と希望を語ることができるような意欲と情熱あふれる、個性豊かでフレッシュな感覚をもつ人材を採用したいと考えています。名古屋市のホームページに「名古屋市教育振興基本計画」を掲載してありますのでご一読くだされば幸いです。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

【受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】

▽小学校:747人、235人、3.2倍▽中学・高校:1027人、102人、10.1倍▽幼稚園:101人、10人、10.1倍▽養護教員:121人、15人、8.1倍▽特別支援学校:66人、15人、4.4倍▽栄養教員:35人、7人、5.0倍。

【試験内容・配点】

▽1次試験=総合教養、専門教科、小論文、口述▽2次試験=口述、実技(小学校、幼稚園、音楽、英語、養護)。

【論文課題】

あなたが心を動かされた出来事を想起してテーマを設定し、その内容とあなたの教育観をかかわらせて論述しなさい(A4用紙1枚、24行)。

【面接試験の実施方法】

(1)個人課題(子どもたちが楽しめる遊び等)に対して身体で表現をする(2)個人課題でどのような場面を表そうとしたのか身体での表現を交えて説明する(3)グループ課題(「未来に伝えたい子どもの遊び」を挙げて、1位から3位まで順位をつける等)に対する話し合いをする(4)面接委員の質問に答える。

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[/vc_tab][vc_tab title=”岐阜県” tab_id=”1460100495367-5-3″]
岐阜県教育委員会
教職員課長 高木 俊明

【1.求める教師像】

岐阜県では、(1)幅広い教養と高い専門性をもち、常に学び続ける教師(2)誰一人悲しい思いをさせない、愛情と使命感あふれる教師(3)指導方法を工夫し、児童生徒に確かな学力をつける教師を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

《選考の特徴》多面的な評価の工夫により人物重視の採用を行っていることです。例えば、第1次試験と第2次試験において行われる面接試験では、学校関係者はもちろん、民間企業の人事担当者や臨床心理士などの面接官が受験者に関わり、人物を幅広い視野から評価しています。また、「教室で生きる実践的な力」を評価するために、小・中学校教諭や養護教諭・栄養教諭の第2次試験では実技試験やプレゼンテーション試験、グループワークを行っています。高校教諭および特別支援学校教諭の第2次試験ではグループ討議を行っています。さらに、中学校教諭や養護教諭の実技試験では、中学生がボランティアで参加し、受験生は実際に中学生を相手に授業場面を想定した試験に取り組んでいます。《主な変更点》要項の公表前ですので、差し控えさせてください。

【3.選考日程】

あくまで予定です。最終決定は29年度採用の募集要項をご覧ください▽説明会=4月下旬~5月下旬。県内外の大学へ伺い、実施します▽要項配付=5月9日頃。岐阜県教育委員会、各教育事務所、岐阜県東京事務所にて配付します。また、郵送による配付もいたします。岐阜県教育委員会のホームページからもダウンロードできます▽第1次選考=7月下旬頃▽第2次選考=8月中旬~下旬頃。

【4.採用見込み数】

未定です(平成28年度採用の募集人数=▽小学校約260人▽中学校約160人▽高校約110人▽特別支援学校約65人▽養護教諭約25人▽栄養教諭若干人)。

【5.人物試験の評価観点】

論文では、説得力のある指導の基盤となる「教育観・子ども観」および「それを表現する力」等を評価しています。面接試験等では、教育観、社会性、論理性、快活さ、態度等を評価しています。

【6.受験者へメッセージ】

【1.求める教師像】のとおり、岐阜県が求める教師像に迫るために、まず、自分の専門性を十分に磨いてください。自分の専門性で子どもたちを引きつけることができるよう、専門的な知識や技能を身に付けてほしいと思います。また、子どもたちを引きつける魅力ある教師となることができるよう、運動や旅行、ボランティア活動など様々なことを経験し、人や芸術、文化等との関わりを通して、明るく豊かな人間性とたくましさを兼ね備えた人物であることを望みます。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉

[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:768人、260人、3.0倍▽中学校:600人、160人、3.8倍▽高校:707人、120人、5.9倍▽特別支援学校:258人、65人、4.0倍▽養護教諭:165人、25人、6.6倍▽栄養教諭:28人、5人、5.6倍。

【試験内容・配点】

《小・中・養教・栄教》▽1次試験=筆記試験300点、集団面接200点、合計500点▽2次試験=論文100点、論述50点、グループワーク150点、個人面接300、実技300、プレゼンテーション100点、合計1000点《高校》▽1次試験:筆記試験300、集団面接150点、合計450点▽2次試験:論文200点、グループ討議150点、個人面接300点、実技・記述試験400点、合計1050点《特別支援》▽1次試験=筆記試験300点、集団面接150点、合計450点▽2次試験=論文200人点、グループ討議150点、個人面接300点、合計650点▽合格基準点は設定なし。

【論文課題】

《小・中・養教・栄教》▽文字数=800字▽論文題=11月に入り、Aさんの口数が少なくなり、1人でいることが多くなってきました。そこで、Aさんの友達のBさんに話を聞いたところ、Bさんは次のように言いました。「Aさんに対して悪口を言っている子を、時々見ました。私は、その子たちに何回も注意をしたけれど、その子たちは止めませんでした。そこで、私は、周りの子に『あなたたちも悪口を言っている子に注意をしてよ』と言いました。しかし、『Aさんのことをあまり知らないから』と言って、協力してくれませんでした。私はこれからも注意をしていきたいけれど、周りの子が何もしてくれないので不安でたまりません。」あなたは、BさんやBさんを含む集団に対して、どのように指導しますか。※注意:Bさんの学年や集団の範囲は、各自の想定において論じること。また、Aさんに対して行われるべき教育相談等は、当然行われるものとして、ここでは論じる必要はない。

【面接試験の実施方法】

面接試験では、教師としての適格性や将来性をみるための観点をもっています。詳しくは岐阜県教育委員会ホームページにて「選考の概要」をご参照ください。

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三重県教育委員会
教職員課長 小見山 幸弘

【1.求める教師像】

▽教育に対する情熱と使命感をもつ人▽子どもに対する愛情や教育者としての責任感が強く、常に子どもの人格と個性を尊重した指導ができる人▽専門的知識・技能に基づく課題解決能力をもつ人▽常に自己研鑽に努め、子どもとともに課題に取り組む創造性、積極性、行動力をもつ人▽自立した社会人としての豊かな人間性をもつ人▽優れた人権感覚と社会人としての良識に富み、組織の一員として関係者と協力して職責を果たし、子どもや保護者との間に深い信頼関係が築ける人

【2.選考の特徴・主な変更点】

《選考の特徴》「教員として求める人物像」に適する人物を幅広く確保していくため、学力評価のみならず、人物評価を重視した多面的な選考を行うとともに、教員採用選考試験に関する情報提供の推進を図り、試験内容や選考方法の客観性・透明性を確保しています。また、多面的な選考を推進する一環として、一般選考の他に「障がい者を対象とした特別選考」「スポーツ競技者特別選考」「社会人特別選考」「教職経験者等を対象とした特別選考」を実施しています。また、学校教育に有効な特技・資格に係る加点の措置を行っています《主な変更点》平成29年度採用選考試験の実施内容については現在検討中ですが、概要はウェブサイトに掲載しています(URL=http://www.pref.mie.lg.jp/KYOSYOK/HP/)。

【3.選考日程】

▽説明会=三重県職員等採用試験説明会(3月12日)を実施しますが、ウェブサイトにて採用試験に関する情報を随時更新しているのでご覧ください▽実施要項発表=5月中旬。実施要項は、ウェブサイトからダウンロードできます▽願書受付=5月中旬~6月上旬。インターネットによる電子申請で受け付けます▽1次選考試験=7月23日▽2次選考試験=8月18日~30日。

【4.採用見込み数】

未定です(平成28年度の校種別の採用見込み数は、小学校教諭:約250人、中学校教諭:約130人、高等学校教諭:約84人、特別支援学校教諭:約15人、養護教諭:約20人、栄養教諭:約5人でした)。

【5.人物試験の評価観点】

本県の教員として求める人物像にある「教育に対する情熱と使命感」「専門的知識・技能に基づく課題解決能力」「自立した社会人としての豊かな人間性」を、評価しています。

【6.受験者へメッセージ】

教員をめざす方々には、確かな知識や技能を習得するとともに、コミュニケーション能力をはじめとする人間関係を構築する力を高めてほしいと考えています。また、自立した社会人としての常識を身につけるとともに、組織の一員として関係者と協力する姿勢など、教師としての資質向上に努められることを期待しています。

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〈前年度一般選考データ〉

【受験状況(受験者、合格者、倍率の順)】

▽小学校:936人、252人、3.7倍▽中学校:937人、133人、7.0倍▽高校:760人、87人、8.7倍▽特別支援学校:72人、18人、4.0倍▽養護教諭:181人、19人、9.5倍▽栄養教諭:41人、5人、8.2倍。

【試験内容・配点】

▽第1次選考試験=筆答試験・専門:[中学校・高校]150点、[小学校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭]100点、筆答試験・教養:50点、面接(集団):100点▽第2次選考試験=論述試験50点、技能・実技試験100点、面接(集団・個人):150点。※合格基準は、公表していません。

【論文課題】

全校種共通▽文部科学省は平成27年4月に、「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」を示しました。その中で示されている学校における支援体制についての留意点を1つあげなさい。つぎに、その具体的な支援例を2つ述べ、あわせて250字以内でまとめなさい▽三重県教育委員会は、「三重県人権教育基本方針」(平成21年2月改定)において、人権教育の目的を「自分の人権を守り、他者の人権を守るための実践行動ができる力を育み、人権文化を構築する主体者づくりをめざすこと」としています。「自分の人権を守る」「他者の人権を守る」とは、児童生徒がどのような態度や姿勢を持つことなのか、それぞれについて具体的に述べなさい。つぎに、人権教育の目的の中にある「実践行動ができる力」を育てるためには、どのような学習教材が効果的かを具体的に述べ、あわせて250字以内でまとめなさい▽文部科学省は平成25年8月に、「体罰根絶に向けた取組の徹底について」を通知し、体罰禁止の理由及び体罰未然防止への取組について示しています。その通知に示された体罰禁止の理由を2つあげなさい。さらに、体罰未然防止への取組として「指導力の向上」があげられている理由を述べ、あわせて250字以内でまとめなさい。

【面接試験の実施方法】

▽第1次選考試験=[面接形式]受験者8人による集団討論、[所要時間]20分、[実施の流れ]提示される課題について討論、[主な質問内容]教育に関する課題について▽第2次選考試験[面接形式]受験者6人による集団討論の後、模擬授業を含む個人面接を実施[所要時間]集団面接25分、個人面接25分(模擬授業を含む)、[実施の流れ]提示された課題について集団討論の後、当日与えられた課題で模擬授業を行いその後、個人面接、[主な質問内容]学校現場における具体的な場面での対応について。

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