教員採用選考 担当課長に聞く 平成29年度採用選考の動向【北海道・東北】

本紙は、平成29年度公立学校教員採用選考(今夏実施)の動向を探るため、都道府県・指定都市教育委員会の採用選考担当課長に書面インタビューを行いました。今号は、東北、四国九州地域の全回答を掲載します。(回答は4月下旬時点のものです、最終確認は実施要項を参照ください)。※関東甲信越東海地域は前々号(3月21日号)、近畿北陸中国地域は前号(4月7日号)で掲載。

【自治体を選択してください】

[vc_tabs interval=”0″][vc_tab title=”北海道・札幌市” tab_id=”7aee482f-dbd5-4″]

北海道・札幌市教育委員会
(道)教職員課長 原 光宏

 

【1.求める教師像】

北海道・札幌市教育委員会では、子どもたちの個性を伸ばし、能力を引き出しながら、社会で自立して生きていく上で必要な学力や体力を身に付けさせるとともに、学校・家庭・地域・行政が連携して教育環境の一層の充実が図られるよう、効果的な取り組みを進めています。こうした中、学校教育の成否は、子どもたちの教育に直接携わる教職員の人間性や指導力によるところが大きいことから、子どもたちへの深い愛情と使命感を持ち、教科などに関する専門的知識等のほか、多様な資質・能力を持つ豊かな人間性や指導力のある人材を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

5月上旬に公表を予定している実施要領を参照してください。

【3.選考日程】

▽願書配布:5月9日▽願書受け付け:[持参]5月16日~27日(予定)、[郵送]5月16日~27日消印のものまで有効▽1次検査:6月25日▽2次検査:8月5日~7日。

【4.採用見込み数】

未定です。参考として平成28度教員採用候補者登録者数は次の通りです〈北海道〉▽小学校:269人▽中学校:182人▽高校:203人▽特別支援学校:188人▽養護教諭:98人▽栄養教諭:9人〈札幌市〉▽小学校:167人▽中学校:112人▽特別支援学校:94人▽養護教諭:14人。

【5.人物試験の評価観点】

面接検査につきましては、昨年度の「個別面接検査評価基準」および「集団面接検査評価基準」を北海道・札幌市教育委員会のホームページ上に公開していますので、参考としてください。今年度実施する選考検査に係る評価基準につきましては、今後、公開する予定です。

【6.受験者へメッセージ】

1.に同じ。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

〈北海道〉小学校:1173人、269人、4.4倍▽中学校:1301人、182人、7.1倍▽高校:1131人、203人、5.6倍▽特別支援学校:570人、188人、3.0倍▽養護教諭:132人、98人、1.3倍▽栄養教諭:107人、9人、11.9倍▽合計(実人数):3985人、949人、4.2倍(併願者は第1希望区分、第2希望区分にそれぞれ重複計上)〈札幌市〉小学校:455人、167人、2.7倍▽中学校:493人、112人、4.4倍▽特別支援学校:196人、94人、2.1倍▽養護教諭:112人、14人、8.0倍▽合計:1256人、387人、3.2倍。

[試験内容・配点]

昨年度と同様の試験内容を予定しています▽1次検査:教養検査(一般・教職)、専門検査1.・2.▽2次検査:適性検査1.・2.、教科等指導法検査、論文検査(社会人特別選考のみ)、面接検査、実技検査(特定校種、教科のみ)。また、試験ごとの配点については、昨年度と同様、「北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査判定基準」により取り扱う予定であり、合格基準点についてはありません。

[論文課題]

〈社会人特別選考のみ論文検査実施〉指定字数:800字以内▽課題内容:北海道総務部法制文書課行政情報センターにおいて閲覧可能です。

[面接の実施方法]

北海道・札幌市教育委員会のホームページにおいて、昨年度の「個別面接検査の進め方」および「集団面接検査の進め方」を公開していますので、参考としてください。

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[/vc_tab][vc_tab title=”青森県” tab_id=”1461819533203-2-2″]

青森県教育委員会
教職員課長 安田 正司

 

【1.求める教師像】

青森県公立学校の教員として求めるものは、広い教養、充実した指導力、心身の健康、教育者としての使命感・意欲、組織の一員としての自覚・協調性、児童生徒に対する深い教育的愛情など、教員としての資質・能力・適性を有することはもちろん、得意分野をもつ個性豊かで人間性あふれる人材です。

【2.選考の特徴・主な変更点】

筆記試験・集団討論・実技試験・面接・小論文等を実施し、選考基準を定め選考を行います。また今年度から、受験校種について、受験願書に必要事項を記入して申し出ることにより、小学校・中学校・高校と特別支援学校との併願を認めます。

【3.選考日程】

願書の配布および受け付けは、4月27日~5月20日(祝日、土曜日、日曜日を除く)です。また、第1次試験を7月23、24日に、第2次試験を9月22、24、25日に行います。

【4.採用見込み数】

小学校約100人、中学校約50人、高校約50人、特別支援学校約30人、養護教諭約25人――の計約255人です。

【5.人物試験の評価観点】

第2次試験における面接(模擬授業・個人面接)の評価の観点は、次の通りです▽模擬授業は児童生徒にとってわかりやすい授業であるか▽教員としての使命感や教員になろうとする意欲があるか▽組織の一員として自覚を持ち、協力して職務を遂行しようとする協調性があるか▽児童生徒に対する教育的愛情があるか▽本県の教員として望ましい資質・能力について、総合的な適性があるか。第2次試験における小論文の評価の観点は、次の通りです(1)内容=出題の意図を的確にとらえ、自分の考え方を明確に述べているか▽出題の意図を自分なりに咀嚼し、具体的に述べているか▽創造的に考え、主体的に述べているか▽教育に対する情熱や意欲、人間的な豊かさや感性を伝えているか(2)表現=文章構成の工夫がなされ、論旨に一貫性があるか▽効果的な表現の仕方を工夫しているか▽文字の丁寧さ、誤字や脱字、送り仮名、句読点、主語と述語の関係、段落の分け方、文体が適切であるか(3)字数=601字以上800字以内でまとめているか。

【6.受験者へメッセージ】

本県教育委員会では、「郷土に誇りを持ち、多様性を尊重し、創造力豊かで、新しい時代を主体的に切り拓(ひら)く人づくり」を目指し、学校教育等を推進することとしています。求める教師像にもある、広い教養、充実した指導力、心身の健康、教育者としての使命感・意欲、組織の一員としての自覚・協調性、児童生徒に対する深い教育的愛情等を身に付け、受験に臨んでください。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:505人、100人、5.1倍▽中学校:534人、75人、7.1倍▽高校:566人、49人、11.6倍▽特別支援学校:193人、25人、7.7倍▽養護教諭:100人、30人、3.3倍。

[試験内容・配点]

▽1次試験[満点]=一般・教職教養試験[100点]、専門試験/小学校(特別支援学校含む)[325点]、専門試験/小学校以外(特別支援学校含む)[100点]、特別支援教育に関する事項[50点]、集団討論[120点]▽2次試験[満点]=面接(模擬授業・個人面接)[150点]、小論文[30点]、音楽実技/小学校(特別支援学校含む)[50点]、体育実技/小学校(特別支援学校含む)[50点]、音楽・美術・書道・保健体育・家庭・英語実技/中学校・高校(特別支援学校含む)[100点]。

[論文課題]

児童生徒の自律心の育成に向け、教員としてどのようにかかわるか、あなたの考えを具体的に述べなさい。(601字以上800字以内で書くこと。全校種同じ課題。)

[面接の実施方法]

▽第1次試験=集団討論▽第2次試験=模擬授業・個人面接。青森県教育委員会のホームページにおいて、評価基準を公開しております。

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[/vc_tab][vc_tab title=”岩手県” tab_id=”1461823413199-3-9″]

岩手県教育委員会
教職員課総括課長 今野 秀一

 

【1.求める教師像】

本県では、(1)分かりやすい授業ができ、児童生徒に確かな学力を付けることができる教師(2)児童生徒に対する愛情を持ち、一人ひとりの児童生徒と真剣に向き合うことができる教師(3)豊かな人間性を持ち、幅広い教養と良識を身につけている教師(4)教員としての使命感や責任感を持っている教師――を求めています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

一般選考では、1次試験で教職専門・論文・教科等専門の試験を行います。教科によっては実技試験も実施します。2次試験では面接および模擬授業を実施します。特別選考では、スポーツ特別選考(中学校教諭および高校教諭)、社会人特別選考(高校教諭の工業、水産・商船[機関])、特定教科特別選考(高校教諭の中国語、フランス語、家庭、水産・商船[機関])、岩手県現職教員特別選考(養護教諭と栄養教諭を除く)、他都道府県現職教員特別選考(栄養教諭を除く)、臨時的任用教員経験者特別選考(栄養教諭を除く)を実施します([本紙編集局から]各選考の出願要件は割愛)。▽主な変更点:(1)採用予定数を、小・中学校で60人程度(150人から210人へ)、高校・特別支援学校で10人程度(85人から95人へ)、それぞれ増やす予定です(2)高校教諭の特定教科特別選考で「中国語」「フランス語」を新たに募集することとしました(3)高校教諭の特定教科特別選考「家庭」の出願資格を「調理師または栄養士」の有資格者に変更しました(4)スポーツ特別選考で評価する大会実績を過去3年から過去5年(高校以下は除く)とし、指導者としての実績も評価の対象としました(5)一般選考の高校教諭の書道を募集停止にしました(6)特別支援学校で理療科教員特別選考の募集を停止しました。(7)特別支援学校小学部の実技試験科目のうち、第1次選考のマット・鉄棒および第2次選考のピアノの試験を課さないこととしました。

【3.選考日程】

要項等配布:4月8日~5月18日▽願書受け付け:4月28日~5月18日▽1次試験:7月23、24日▽2次試験:8月下旬~9月下旬。

【4.採用見込み数】

小・中学校210人程度、県立学校95人程度、養護教諭30人程度、栄養教諭若干人。

【5.人物試験の評価観点】

論文では、理解力・分析力・論理的な表現力・判断力等で評価します。また、面接試験では、社会性や人間性等について幅広い観点から評価します。

【6.受験者へメッセージ】

教科専門の得点割合が高いことから、教科の専門性を高めることを望みます。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:541人、100人、5.4倍▽中学校:485人、49人、9.9倍▽高校:519人、56人、9.3倍▽特別支援:124人、34人、3.6倍▽養護教諭:100人、32人、3.1倍▽栄養教諭:28人、1人、28.0倍。

[試験内容・配点]

教職専門60点、論文40点、教科専門200点(実技試験がある場合はその点数を含む)。合格基準点は公表していません。

[論文課題]

指定字数は各校種とも1000字。平成28年度は、小学校・中学校・栄養教諭では、「全国学力・学習状況調査」について、課題、原因および取り組みを具体的に論ずる問題を出題しました。県立学校・養護教諭では、「コンプライアンス」について、教職員による不祥事の原因や背景にも触れながら具体的に論ずる問題を出題しました。

[面接の実施方法]

面接試験では、個人面接・集団面接・模擬授業を行います。教師を志す理由、学習指導・生徒指導の在り方等について質問します。

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[/vc_tab][vc_tab title=”秋田県” tab_id=”1461824082728-3-7″]

秋田県教育委員会
高校教育課長 佐藤 有正

 

【1.求める教師像】

秋田県は目指す教職員像として、「児童生徒に夢をはぐくみ、ふるさと秋田の未来をたくましく切り拓いていく児童生徒を育成する教職員」を掲げています。そして、教育者としての使命感、人間の成長・発達についての深い理解、幼児児童生徒に対する教育的愛情、教科等に関する専門的知識や広く豊かな教養、得意分野を持つ個性の豊かさを基盤とした実践的指導力を有する人材を求めています。児童生徒と積極的に関わって、成長に喜びと生きがいを見いだす意欲的な人を待っています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

一般選考、障害者特別選考、社会人特別選考(外国語、保健体育、博士号保有者)、栄養教諭特別選考(任用換え)を実施しています。他県教諭等経験者に対しては受験年齢制限を緩和するとともに、第1次選考において「総合教養」の代わりに「小論文」としています。この他、講師経験者へは「総合教養」を免除する等の優遇措置を実施しています。(詳細は5月11日発表、12日配付開始予定の実施要項をご覧ください)

【3.選考日程】

▽願書配布:5月12日~予定▽受け付け期間:5月12日~31日※消印有効(電子申請は5月12日~27日午後5時)▽第1次選考試験:7月23日~26日▽第2次選考試験:9月9日~11日▽説明会(予定):期日=5月14日、会場=カレッジプラザ講堂、住所=秋田市中通2-1-51、明徳館ビル2階▽問い合わせ先=秋田県教育庁(義務教育課018-860-5145、高校教育課018-860-5164、特別支援教育課018-860-5133)。

【4.採用見込み数】

採用予定数については5月11日に試験実施要項にて公表します(前年度の採用見込み数▽小学校教諭:45人程度▽中学校教諭等:30人程度▽高校教諭等:24人程度▽特別支援学校教諭等:20人程度▽養護教諭:13人程度▽栄養教諭:若干人。

【5.人物試験の評価観点】

選考基準についても実施要項と同時に公表予定です。

【6.受験者へメッセージ】

専門的な知識だけではなく、教職教養や時事に関する幅広い教養を身につけるとともに、人間性を磨き、教師にとって必要な資質を養うように励んでほしいと思います。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:242人、45人、5.4倍▽中学校:382人、32人、11.9倍▽高校:305人、22人、13.9倍▽特別支援:136人、23人、5.9倍▽養護教諭:46人、13人、3.5倍▽栄養教諭:15人、2人、7.5倍。

[試験内容・配点]

昨年度については次の通りです▽第1次選考:総合教養200点、専門教科・科目200点、集団面接5段階評価、実技5段階評価▽第2次選考:専門(個別)面接5段階評価、模擬授業5段階評価、論文5段階評価、実技3段階評価、英会話3段階評価。

[論文課題]

全校種とも指定字数は600字以内です。なお、過去2年分の試験問題を秋田県総務部広報広聴課県政情報資料室において閲覧することができます。コピーも可能です。

[面接の実施方法]

公表しておりません。

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[/vc_tab][vc_tab title=”山形県” tab_id=”1461824460031-4-5″]

山形県教育委員会
教職員室長 新野 彰

 

【1.求める教師像】

山形県教育委員会では、「つなぐ ~いのち、学び、地域~」をテーマに掲げ、「人間力に満ちあふれ、山形の未来をひらく人づくり」を基本目標として、広い視野と高い志をもった人づくりを推進しています。そこで、本県では次のような方を求めています(1)児童生徒への深い教育愛と教育に対する強い使命感、責任感のある方(2)明るく心身ともに健康で、高い倫理観と規範意識を備えた方(3)豊かな教養と高い専門性を身につけ、常に学び続ける姿勢をもった方(4)郷土を愛し、人とのつながりを大切にして、よりよい学校や地域社会を築こうとする方。

【2.選考の特徴・主な変更点】

本県では人物重視の観点から、1次試験では集団討議、2次試験では個人面接2回と模擬授業等を実施しています。特別支援学校小学部と小学校、同中学部と中学校との併願を可能とし、高校専門教科の配点を他校種に比べ2倍に拡大しています。また、今年度から、本県内の国立大学法人附属学校と公立学校の講師等を対象に「講師等特別選考」を実施します。今年度も「スポーツ特別選考」を実施しますが、第1次選考試験は6月に行います。その他の変更点も含めて、詳細は山形県ホームページをご覧ください。

【3.選考日程】

▽説明会:実施しておりません▽願書配布:5月13日~▽願書受け付け期間:5月16~27日▽第1次選考試験実施日:7月23、24日。

【4.採用見込み数】

▽小学校:約130人、▽中学校:約55人、▽特別支援学校:約25人、▽高校:約25人、▽養護教諭:約25人、▽栄養教諭:若干人です。

【5.人物試験の評価観点】

小論文および作文では「課題把握」「文章構成・表現」等について評価します。集団討議および個人面接では「教師としての姿勢」「広い教養と豊かな感性」「高い倫理観」「教育への理解」等について評価します。模擬授業等では「構成力」「表現力」「対応力」等について評価します。

【6.受験者へメッセージ】

選考試験の情報について、山形県ホームページを随時更新しておりますのでご確認ください。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:376人、102人、3.7倍▽中学校:348人、55人、6.3倍▽特別支援学校:76人、20人、3.8倍▽高校:245人、25人、9.8倍▽養護教諭:74人、17人、4.4倍▽栄養教諭:14人、2人、7.0倍。高校保健体育スポーツ特別選考:8人、0人(合格倍率は公表しておりません)。

[試験内容・配点]

▽1次試験:教職・一般教養100点、高校以外の教科・科目150点(実技のあるものは実技の点数50点を含む)、高校の教科・科目300点(実技のあるものは実技の点数100点を含む)、集団討議50点、満点300点(高校のみ450点)▽2次試験:模擬授業等150点、個人面接250点、作文50点、実技(小学校および特別支援学校小学部のみ)50点、満点450点(小学校および特別支援学校小学部のみ500点)、適性検査。合格基準点は公表していません。

[論文課題]

前年度選考の課題内容は、校種を問わず「子どもたちの学ぶ意欲を伸ばすためには」「自分が子どもたちのためにできること」「今の子どもたちに必要な力とは何か。それをどう育てるか」「子どもたちに社会で自立できる力を育てるには」の何れか一つ(指定)で、字数は800字以内です。

[面接の実施方法]

▽1次試験:集団討議▽2次試験:模擬授業等、個人面接1・2。詳細については公表しておりません。

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[/vc_tab][vc_tab title=”宮城県・仙台市” tab_id=”1461825101759-5-1″]

宮城県・仙台市教育委員会
(県)教職員課長 山本 剛

 

【1.求める教師像】

宮城県と仙台市は共同で教員候補者選考を行っています。宮城県では「志教育」を、仙台市では「自分づくり教育」をそれぞれ基本的な理念に掲げていますが、これらを教育の現場で具現化するためには、学校教育を支える実践力としての「授業力」、「子ども理解」、「生徒指導力」といった「学校を支える力」と、その基盤となる意欲・人間性等としての「教育への情熱」「自己研鑽力」「たくましく豊かな人間性」が、一人ひとりの教師に求められます。特に、震災からの再生期に入った宮城県、仙台市としては、社会貢献の意欲を持った力強い教師こそが教育の復興にも大きな力になるものと考えています。

【2.選考の特徴・主な変更点】

例年同様に、教職経験者特別選考や障害者特別選考の実施、東京会場での第1次選考の実施(実技を伴う校種、教科は除く)、土曜日、日曜日での第1次選考の実施など、受験しやすい環境を用意しています。また、一般選考の第1次選考筆記試験2の「教職教養」を「小論文」に替えられる対象についても複数設定しており、多様な受験者に対応できるよう配慮しております。

【3.選考日程】

平成29年度選考の日程の概要は以下のとおりです▽選考要項公表:28年4月18日▽受け付け期間:4月22日~5月19日。受け付けは原則として電子申請です。電子申請が困難な場合は、宮城県教育庁教職員課(022-211-3637)へ問い合わせをしてください。各情報でお知らせしています。

【4.採用見込み数】

29年度の採用予定者数は、小学校教諭:240人程度▽中学校教諭:155人程度▽高校教諭:85人程度▽養護教諭:15人程度▽栄養教諭A(県費負担栄養職員):若干人▽栄養教諭B(栄養教諭A以外の者):若干人となっており、540人程度の採用を見込んでおります。

【5.人物試験の評価観点】

第2次選考にて模擬授業、個人面接等を実施しています。模擬授業では、児童生徒を引きつける魅力、児童生徒を導く資質・能力、コミュニケーション能力を備えているか、ねらいや指導内容が適切な指導案を作成し、それに基づいた授業が展開できているか、また個人面接では、教育への情熱や学び続ける意欲等、教員としてふさわしい資質と能力を備えているかを主な観点として評価を行っています。

【6.受験者へメッセージ】

専門教養や教職教養は採用試験のためだけではなく、今後の仕事の幹となる部分です。専門分野に関する見識を深めるとともに、教育の諸問題に関心を持ち、関係法規等についても幅広い知識を身につけてください。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:952人、306人、3.1倍▽中学校:890人、164人、5.4倍▽中学校・高校:539人、59人、9.1倍▽高校:716人、70人、10.2倍▽養護教諭:241人、32人、7.5倍▽栄養教諭A:11人、9人、1.2倍▽栄養教諭B:35人、5人、7.0倍

[試験内容・配点]

第1次選考では、筆記試験1と筆記試験2があり、一部の校種・教科には実技試験も取り入れられています。配点は、筆記試験1(専門教養)については小学校160点、中高保体・音楽・美術80点、それ以外の教科200点。筆記試験2(教職教養)については全校種120点です。実技試験については小学校40点、中高保体・音楽・美術120点の配点で実施しています。また、第1次選考では適性検査も実施しています。第2次選考は、模擬授業、個人面接があり、一部の校種・教科で実技試験を実施しています。合格基準点、合格最低点については公表していません。

[論文課題]

一般選考の第1次選考において、筆記試験2の「教職教養」を「小論文」に替えることができますが、課題内容や指定字数については、事前に公表はしていません。制限時間については、筆記試験2の時間(70分間)で実施します。

[面接の実施方法]

「教職経験者特別選考」での受験者を対象に、第1次選考において、「教員として必要な資質を備えているか」という観点で、集団面接を実施しています。数人1組での実施です。第2次選考においては、全ての受験者を対象に、「教育への情熱や学び続ける意欲等、教員としてふさわしい資質と能力を備えているか」という観点で、個人面接を実施しています。個人面接は、民間人を含む複数の面接委員による個人面接1と、複数の面接委員による個人面接2の2回の面接を実施しています。

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[/vc_tab][vc_tab title=”福島県” tab_id=”1461830764544-6-6″]

福島県教育委員会
義務教育課長 佐藤 秀美

 

【1.求める教師像】

福島県では、未来を担う子どもたち一人ひとりの「確かな学力」「豊かなこころ」および「健やかな体」の育成を図ることができる次のような教師を求めています(1)子どもに対する教育的愛情と教育に対する情熱、使命感を持って学び続ける教師(2)教えるプロとしての深い専門性や幅広い教養を持ち、実践的指導力のある教師(3)社会人として心身共に健康で高い倫理観と自律心を持ち、個性豊かで人間的な魅力あふれる教師。

【2.選考の特徴・主な変更点】

選考区分を、(1)一般選考(2)特別選考1.(教職経験者特別選考)(3)特別選考2.(臨時的任用教員経験者特別選考)(4)特別選考3.(身体障がい者特別選考)に分けて実施します。変更点は次の通りです▽大学院前期(修士)課程進学予定者等への採用候補者名簿登載を猶予します▽小学校教諭等の志願者で、実用英語検定2級以上等の資格を有している者に加点します▽高校教諭等の志願者で、「情報」の免許を有している者へ加点します▽保健体育実技試験において選択種目に水泳を追加します▽特別選考1.の受験年齢が満50歳以下となります▽小学校英語リスニングの配点を10点から20点に変更します▽英語教科試験免除制度を変更し、実用英語技能検定1級等の資格を取得した者へ加点します。詳しくは、実施要項で確認してください。

【3.選考日程】

▽説明会は実施していません▽出願書類:本県教育委員会のウェブページからダウンロードしていただき、出願受け付け期間は、平成28年5月13日~27日(5月27日の消印有効)となっています▽第1次選考試験:7月23、24日▽第2次選考試験:[小学校教諭]9月10日[中学校教諭および養護教諭]9月11日[高校教諭]9月23~25日のうち指定する2日間[特別支援学校教諭]9月24日~25日です。

【4.採用見込み数】

▽小学校:130人程度▽中学校:45人程度▽高校:40人程度▽特別支援学校:60人程度▽養護教諭:25人程度。

【5.人物試験の評価観点】

▽第1次選考試験[集団面接]:人間的な魅力、教育に対する情熱や意欲、表現力等▽第2次選考試験[個人面接]:指導力や専門性、教育に対する情熱や使命感、倫理観等▽第2次選考試験[集団討論]:協調性や社会性、表現力、論理性等。

【6.受験者へメッセージ】

福島県では、22年3月に策定した第6次福島県総合教育計画(平成25年3月改定)の基本理念として「“ふくしまの和”で奏でる、こころ豊かなたくましい人づくり」を掲げています。これは震災前に掲げた基本理念ではありますが、この思いは、東日本大震災・原子力災害から復興を担う本県の人づくりにとって、震災前にもまして必要とされているものです。福島県では、未来を担う子どもたち一人ひとりの「確かな学力」「豊かなこころ」および「健やかな体」の育成を図ることができる教師を求めています。

■  □  ■

〈前年度一般選考データ〉
[受験状況(受験者、合格者、倍率の順)]

▽小学校:609人、186人、3.3倍▽中学校:777人、71人、10.9倍▽高校:739人、54人、13.7倍▽特別支援学校:246人、61人、4.0倍▽養護教諭:204人、32人、6.4倍。

[試験内容・配点]

筆答試験(教科専門、教職教養)、実技試験、集団面接、書類審査(※筆答試験の配点および実技試験実施の有無は、校種等・教科によって異なります。詳細は募集要項で)。

[論文課題]

論文試験の内容等については、募集要項等と併せて過去2年度分をウェブページに掲載しています。

[面接の実施方法]

▽第1次選考試験:特別選考1.受験者に模擬授業と個人面接を実施。それ以外の受験者に、集団面接を実施(1グループ30分)▽第2次選考試験:模擬授業(養護教諭は場面指導)、個人面接、集団討論。主な質問内容等は、集団面接では、教員を志望した動機や学生時代取り組んだこと、自己アピールなど、個人面接では、理想とする教師像、学習に関する指導力、問題場面での判断力を見る内容など、集団討論では、教育に関する話題や学校現場での具体的問題などです。

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