直前対策として論作文 5つのポイント 下

採点官の目にとまるための論作文執筆のポイントを5つあげておく。これを意識して、論作文の直前対策を実施しよう。

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○実践や体験で読み手の心を動かす

実践や体験をどれくらいもっているか、論作文執筆に際し大きなポイントとなる。出されたテーマに対し、自らの実践を的確に論述の中に取り入れたい。書き手の体験と、その体験をどのように自分のものとして整理され、蓄積しているかがポイント。採点官は、課題の要因、背景等については十分に理解している。採点官が読みたいのは、どのように課題を受け止め、それに対してどのように対応していくかという点である。具体的な体験に基づかない論述は、机上の空論であり、採点官の心を動かすことはない。

○一貫とした流れが重要

論作文は、はじめからまとめまで一貫した流れで表現されていることが重要。最初の主張が途中で消えてしまう、まとめでははじめの考えと異なった主張になってしまっている、これらの論作文は評価が低い。これを防ぐためには、テーマを読んですぐに書き始めるのではなく、構成を練ることが大事。どのような内容で書き始めるか、主たる論述では具体的な実践活動や体験を、どのような主張とともに表現していくか、まとめではどのように自分の意思や意欲、教職への熱い思いを伝えるか、しっかりと一貫とした流れのある論作文が書けるようにしたい。

○教職への情熱を伝える

採点官の心をとらえる論作文に共通していることは、子どもたちへの思いや、教育に対する熱い思いが語られており、加えてその思いが読み手に伝わってくるということ。教職への熱い思いがしっかりと表現されていることが最も大切である。教職への熱い思いを表現するためには、論述の技術を身に付けることも必要。文末の表現に気を付けることだ。「…と思われる」「であると考えられる」といった表現では、思いは伝わってこない。「…に取り組みたい」という表現を用いて思いをしっかりと表現し、自信をもって熱い思いを伝えていくことが大切である。

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