面接の緊急対策 答えに窮したらどう対応

ストレス耐性を示したい

今夏の採用試験が進んでいることと思われる。最終的な直前対策として、「答えに窮したら、どうしたらいいか」について触れてみよう。面接は面接官とのコミュニケーションだから、質問に答えられず、答えに詰まってしまうことは当然マイナスになる。対応を考える。

質問が聞こえない・趣旨が分からないケース

ていねいに「申し訳ありませんが、もう一度お願いできませんでしょうか」と再質問してもらえるように頼んでも構わない。面接官は、受験者の意見、考えを聞くことが役割であるため、わかりやすく質問し直してくれることもあるだろう。あくまでもていねいにお願いすること、また、通用するのは一回だけであることを心得る。

具体的な知識が分からないケース

例えば、「法令を踏まえて回答するように」と質問されたのに、その法令が出てこない、もしくはもともと知らなくて答えられない、ということが少なくない。
これはあいまいにごまかしてはいけない。知らないものは知らないということ。「試験が終わって家に帰ったら、必ず勉強しておきます」などと潔い態度を示して、マイナスの印象を少なくする。

「なぜ」「どうして」を繰り返す圧迫を受けるケース

受験者には全くありがたくないが、圧迫面接は受験者の心の動きなどを探りやすく、有効な面接手段であるため、教採でも取り入れられることがある。

「君は教師には向いていないのではないか」「そんなやり方は誰だって思いつく。違うやり方はないの」「それで通用すると思う。考えが甘いのではないか」など、受験者にとって嫌な質問が続けられる。

このような質問を続けてされると、だれでもがあわてて、下手をするとパニック状態になってしまう。心が動揺し、冷静さを失い、適切な判断や表現ができなくなる。わざわざそのような状況に追い込み、本性・本心を探ろうとするもの。つまり、何事にも動じることなくストレス耐性があるか、度胸がすわっているか、苦しい状況を乗り切る力があるか、などをみようとするものである。

対応としては、まずは気持ちを落ち着かせ、開き直る。努めて落ち着き、冷静な対処を心がける。「自分を試しているのだな。大丈夫」と開き直るようにする。冷静な対応を面接官は必ずチェックしている。たとえ「教師に向いていないので」と言われても、「改良してがんばります」「必死で勉強します」ととにかく食い下がる。あえていい回答を探そうとはせず、必死の姿勢を示し、教員志望の強さを表そう。

質問を畳み掛けられるケース

圧迫に近いが、「授業中に騒いでいる子がいたらどう注意するか」と聞かれ回答すると、「他の子どもが騒ぎ始めたらどうする」「そんなに手ぬるいやり方ではなく、違う方法が考えられないか」など次々に質問を重ねられ、答えに詰まってしまうことがよくある。

ねらいは圧迫と同様、何事にも動じない、度胸のある、ストレス耐性の高い候補者を選ぼうとしている。近年はクレームの多い保護者への対応をはじめ、同僚や地域住民との関係でトラブルを抱える教員が増えてきた。それに対応できる資質・能力のある教員を望んでいるわけである。

この人物なら難局を乗り越えることができるであろう、と思わせられるような気迫、信念を示したい。そのためには、先に述べた自分の考えに責任をもつとともに、柔軟に考えられる姿勢を示す。「このやり方(考え)が第一」であることを述べながらも、取り組みの優先順位を示したり、状況を推移を見ながら他の方法も合わせて考えていくことなどを述べる。もしくは、「自分はこのやり方を徹底します」と開き直って押し通すことも有効な場合もあるだろう。

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