【連載】どう答える?場面指導 18 細かいところまで想定しておく

元全国小学校道徳教育研究会会長 馬場喜久雄

 

〈質問〉1年生の担任です。手洗いの指導を30秒ぐらいでしてください。

■ □ ■

A1—1 まず、水道の蛇口から水を出します。

Q1—1 水の太さは、どれくらいがいいですか。

A1—2 すみませんわかりません。

Q1—2 そうですか。では、勉強しておいてくださいね。
手を洗う順番は、どうですか。

A1—3 まず、手の平を洗います。次に、指と指の間を洗うといいと思います。

▽気を付けようポイント
手の洗い方の基本を押さえておきましょう。わからなかったとき、素直に、分かりません。というのは良いことです。
さらに、勉強しておきます。ということも言ったほうがよいでしょう。

◇  ◇  ◇

Q2—1 手洗いを面倒くさがる子もいますね。どのように指導しますか。

A2—1 手洗いが大事なことを、しっかり話したいと思います。また、楽しく手洗いが出来るようにも工夫します。

Q2—2 例えばどのようにですか。

A2—2 手洗いをしながら「ゾウさん」を歌うなどです。

▽気をつけようポイント
ただ、手洗いをしましょうと促しても、いやな子どもにとっては、きちんと洗おうとしません。楽しく洗う工夫も大切です。

◇ ◇ ◇

▽回答のポイント

(1)水道の蛇口からの水の太さは、えんぴつの太さぐらいというようなこまかいところまで知っておくとよいでしょう。

(2)手の洗い方の順序を押さえておきましょう。
・両手に石鹸をつける
・爪の間を洗う
・指の股を洗う
・手の平と甲を洗う

(3)楽しく洗うコツまで知っておき、いろいろ工夫しましょう。
・「ゾウさん」を3回歌いながら洗うなど。

(4)教室に蛇口はいくつあるか、何人ずつ洗わせればいいのか、なども頭に入れておきましょう。

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