【連載】面接の○回答×回答 112 子どもから慕われ、保護者から信頼を

テーマ
理想の教師になるためにどのよう努力していますか。
◯回答

教職は、子どもの心身の発達という基本的な価値に関わる仕事で、高度の専門性が求められます。実践的な場面では、子どもの個性の発達に即した指導力が要求されます。

教育にひたむきな愛情傾けるとともに教育方法を創造し豊かな人間性の探究に努めます。私が理想とする教師像と努力目標3点あげます。

「子どもの一挙手一投足から心情を汲み取り、子どもの立場に立って応える力があること」そのために、子どもの在校時は努めて子どもたちと遊び勉強するようにします。
「質の高い授業を提供してどの子にも確かな学力を付与すること」そのために教材研究、教材開発、校内研究、研修の充実を図ります。
「健康で学校を休まない。所期の目的を果たすには教師自らが健康で子どもたちとともにあること」。常に健康管理に留意します。

そして、どの子どもからも慕われ尊敬される教師を目指す覚悟です。

【コメント】
子どもからのシグナルは、たとえ些細と思われることでも見逃さず応える。どの子どもにも確かな学力をつける。そのために不断の研修を重視。教師自ら健康に留意して勤務を休まない。真摯で的確さを感じます。子どもに正対し常に子どもたちとともに在りたい。子どもから慕われ尊敬される教師を目指す。評価します。子どもたちに慕われ保護者から信頼・尊敬されてこそ教育は成立するのですから。

×回答

教師の仕事は、たとえ一人であろうとも気配り・目配りを忘れず、子どもが主体的・意欲的に学習に取り組む手助けをすることであると考えます。
私が理想とする教師像は、子どもたちが「明日もまた学校へ」と願う学級づくりに努める教師、どの子も認められ、かけがえのない存在であることの定着を心がける教師です。

次のことに心がけます。

「一人ひとりの子どもへの声かけに留意し、良いところを褒めます」「仲間を思いやる子どもの言動を褒め認めて称えます」「がんばっている子どもを褒め、自発性を引き出します」「子どもたちとの遊びを優先します」「給食の時間を楽しくします。初めの10分間は礼儀正しく楽しく食べる、後の10分間は読書などで楽しく過ごす工夫をします」「子どもと一緒に掃除をして関与、受容の機会とします」「終わりの会は楽しかったことを発表に取り入れ相互受容・相互信頼の心につなぎます」。

以上が努力点です。

【コメント】
子どもたちが「明日もまた学校へ」という着眼はよいですが褒める、称える、楽しくに、終始しすぎです。保護者が望む教師像は、どの子にも目をかけ厳しさと優しさをわきまえ、善悪を指導し、規範意識をはぐくんでくれる教師。教科指導に実力があり安心して任せられる教師です。子どもにとって楽しさは大事なことではありますが、教科指導・学力の面からの方策など、広い視点がほしいものです。

関連記事