【連載】面接の○回答×回答 114 教員の本務に正対し課題に迫る

テーマ
学校と地域の信頼関係の必要性と、信頼関係を作るためにどのようにするか、あなたの考えを述べてください。
回答

地域に子供がいるから学校があり、学校があるから教員が要るのです。子供は保護者(親)の宝であり、地域・国の宝です。この子供たちが世界の人々と共生し、幸せになってくれることが全ての大人の願いです。そのためには、学校を拠点に家庭および地域住民の取り組みが大事で、相互の信頼関係なくしてはできないことです。

地域の方々、ことに保護者は教師に専門性を期待しています。日々の授業をしっかり行い、確かな学力を保障し、豊かな人間性を育む、公平で子供のことを第一に考え、学級の経営を的確に展開できる教師です。即ち本務に正対することが、信頼関係構築の基本であると考えます。

現任校では毎月、授業を中心とした学校公開をしています。私は、保護者・地域の方々にはいつでも参観できるようにしています。また、地域からの連絡、保護者からの相談には即対応するすることを心がけています。

【コメント】

学校の立ち位置をよく理解していますね。子供が人間らしく、よりよく生き抜いていくためには、学校を拠点に地域ぐるみで子供の教育にあたる、そのためには互いの連携が大事で、その基本は信頼関係にあります。
地域の方々は、保護者(親)の学校に対する信頼度を重視します。教員の本務、子供第一、どの子にも確かな学力の保障が開かれた学校で展開される、素晴らしいと思います。

回答

子供たちの健やかな成長は、全ての大人の願いです。地域社会の変化、社会構造の変化する中で、この願いに応えるには、学校、家庭および地域住民との連携・協力が極めて大事で、相互の信頼関係の上で成り立つものです。

私が勤務する地区の教育委員会では、学校が使用しない夜間、日曜、祝・祭日における校庭や体育館などの施設開放を推進しています。加えて校長は、私ども教員が持っている知識・技能を、地域のために活用してもらう方針を示しています。

私は地区教育委員会の考え、校長の学校経営の方針に基づいた活動を通して、地域との信頼の構築に努めていきたいと考えています。

また、地区の祭礼や自治会主催のフリーマーケットなどにも積極的に参加して、交流を深めたいと思います。その際に、学校の教育方針や教育内容、教育活動を受け止めてもらう学校便り・学級通信の配付などで、理解を深める所存です。

【コメント】

保護者が信頼を寄せる学校とは、質の高い教師力を備えた教師集団のいる学校です。質の高い教師とは、「学び続ける子供を育む教師力」と「子供と保護者から信頼される教師力」です。つまり、教師としての資質能力、専門性、人間性を有する教員です。

教員の知識・技能の活用、地域のイベントへの参加、いいことです。しかし、見方が狭すぎです。本務を大事にする姿勢が加わると説得力が出ます。

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