最終選考の平均倍率4.9倍 2次で半数が不合格に

平成29年度(28年度実施)公立学校教員採用選考の実施状況を本紙調べで集計した。全国69県市の平均倍率は、前年度と同じ倍率で4.9倍となった。最終合格者は3万3997人で、前年度から1.0%(360人)減少している。

受験者は16万5400人で、前年度(16万9804人)から2.5%(4297人)減少した。受験者は平成26年度採用から徐々に減り、過去6年間で最も低い倍率となって
いる。

合格倍率が高い県市は、順に鹿児島県10.1倍、沖縄県9.7倍、福島県7.7倍。一方で低い県市は、広島県広島市および川崎市3.3倍。富山県3.4倍、茨城県3.6倍と続く。校種・教科別の実施状況詳細は表の通り。


【公立学校教員採用選考 自治体別 実施状況詳細】

○北海道・東北、関東・甲信越、東海・北陸、関西1(滋賀・京都・大阪)

○関西2(兵庫・奈良・和歌山)、中国・四国、九州・沖縄

【2次選考倍率】 2.0倍

2次選考の受験者は6万6991人で倍率は前年度と同じく2.0倍となった(埼玉県は2次選考受験者数非公表のため1次選考合格者数で計算。石川県、堺市は1次・2次の選考区別がないため最終合格者数で計算。以下同)。

2次選考で、半数が不合格となった。

校種別の最終選考実施状況

【小学校】

平均合格倍率は前年度から0.2ポイント下がり3.2倍となった。最終合格者は1万
6004人で、前年度から3.0%増加した。一方で受験者は5万1937人で、前年度か
ら1.6%減少している。

▽倍率が高い県市

鹿児島県8.8倍、沖縄県5.6倍、群馬県5.0倍。

▽倍率が低い県市

広島県広島市1.8倍、福岡県2.1倍、愛媛県および川崎市2.3倍。

【中学、高校】

平均合格倍率は前年度と同じ6.6倍となった。最終合格者は1万3371人で、前
年度から6.8%減少。受験者も9万491人で、前年度から4.5%減少している。

▽倍率が高い県市

福島県15.8倍、沖縄県14.6倍、秋田県および鹿児島県12.8倍。

▽倍率が低い県市

茨城県および富山県4.4倍、岐阜県4.6倍、静岡市および岡山市5.1倍。

28年度(27年度実施)採用試験倍率はこちら

【訂正】一部に誤りがあり、訂正いたしました。(2016.11.21)