【連載】面接の○回答×回答 115 教師の資質・能力を捉えて

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自分が教員に向いていると思うのはどのようなところですか。逆に、向いてないと思うのはどのようなところですか。

◯回答

向いていると思うところは、「明るく子供に接し、子供が好きなところ」です。
授業も笑顔で語りかけると楽しく学習ができます。
学級の雰囲気も明るくなります。子供と一緒に学習し、遊び、話をすることが好きでなければ、子供らしさが出せないと思います。
向いてないと思うところは、「やや気が短いところ」です。子供の話をじっくり聞かなくては本音が聞けません。結果を出すそうと急ぎ過ぎると、子供を見誤る恐れが出てしまいます。この点を意識して関わっていきます。

【コメント】

この問題は教師の資質・能力の最も基本的なところをどう捉えているのかをみようとしているものです。
借り物ではない、自分の大切にしていることを中心にして答えます。
この回答は、「子供とのコミュニケーション力」を中心に述べています。
多様な教師の資質・能力の中からキーワードを1、2点ピックアップして答えるとよいでしょう。

X回答

「向上心の強いところ」が教師に向いていると思います。私は、中学・高校と陸上部で活動してきました。この経験から今の中学生を鍛えることができます。また、体育の指導や部活動の指導で体力や心の指導ができます。
向いてないと思うところは自分ができるのは誰にでもできると考え、待ちきれずに「強引さが出てしまうところ」です。仲間からも相手の能力や性格を考えて対応するように言われたことがありました。この点は今後意識して指導に生かしていきます。

【コメント】

前半の教師に向いていることが説明不足です。それと比べると後半の「強引さが出る」という部分はその裏付けとなる話があるので分かりやすいです。
「向上心の強いところ」はもっと具体的に、経験した内容や思いを述べるとよくなります。ここで培われた諦めずに努力する大切さを、中学生の課題と結び付けて述べるのです。自分の強みをアピールするときは、その裏付けとなる話が必要です。弱みはこれから現場でどう改善しようとしているのかを力強く述べることが必要です。

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