平成29年度教員採用試験 本紙読者が綴る合格体験記 Part1

 教員採用試験に合格した本紙読者から後輩読者に向け、合格体験記を寄せていただきました。たくさんのポイントを教えていただき、とても読み応えのあるものになりました。ぜひ先輩を参考にしてみてください。体験記をお寄せいただいた皆さん、ご協力に感謝します。(編集局)
【Q1】合格できた一番の要因を教えてください。
【Q2】どの対策に最も力を入れましたか。
【Q3】筆記試験対策のポイントを教えてください。
【Q4】面接試験対策のポイントを教えてください。
【Q5】「教育新聞」の活用法を教えてください。

 

周囲への感謝と向上心や継続が大切
男性 21歳 新潟県
小学校 大学(院)生

【Q1】

周囲に支えられる中で最後まで諦めずに合格を信じ常に向上心を持ちつつ、学び続けたことが一番の合格要因だと思います。

日々の積み重ねと、絶対に受かるという気持ちで勉強に取り組みました。1次試験も2次試験も一人ではなく、周りの友人や先生に支えていただき自分の納得のいくまで取り組むこと、追求することを目標に勉強しました。毎日、「次の日になって、もっと勉強すればよかったと後悔しないくらい勉強しよう!」と思いながら勉強しました。周囲への感謝の気持ちと、向上心、継続することの3点が重要だと思います。

【Q2】

面接

【Q3】

教職教養、一般教養はとにかく回数をこなしました。一度覚えるだけで満足せず、何度も繰り返し行う中で人物名と行った内容、著書などを確認しました。小学校全科は苦手な所を見つけ、早い段階から取り組むこと、過去問分析を行い、傾向を確認することを意識して行いました。過去問は10年分を3回繰り返し行いました。また、指導要領などは暗記するだけでなく、目標などを書けるようになるまで覚えました。

論文は自分の目指す教師像を明確にして継続して行いました。最初は時間がかかりますが多くのテーマについて納得のいくまで書きました。試験最後の2週間は時間を計りながら、1日一つ異なるテーマで論文を書きました。周囲の友人、先生など、多くの人に添削してもらい、一つのテーマについて追求し、よりよいものを作ろうと思いながら論文を行いました。

【Q4】

面接では自分がどのような教師になりたいのか、なぜなりたいのかを考え、教師像、教育観を深めることを意識しました。子供が好きで教師になりたいという漠然とした理由ではなく、子供が好きで子供の成長にどのように携わりたいのか、自分には何ができるのかなどの教育観を、教育実習などを基に考え、日々考えました。また、受験自治体がどのような教師を求めているのか、県教育の目標は何かを調べ、なぜその県で働きたいのかをわかりやすい言葉で簡潔に説明できるように何度も練習しました。

さらに、教育時事については、教育新聞を3年間スクラップにまとめていたので文部科学省の動きや近年の教育問題などを整理し、自分の言葉でまとめることができました。場面指導では、「子供の行動には全て訳、理由がある」ということを軸に気持ちを引き出し、寄り添えるよう大学の先生と何度も練習しました。

【Q5】

気になった記事、文部科学省の動き、学習指導要領、採用試験についてなど、3年間スクラップブックにまとめました。自分の考えを記事の横に書き込んだり、要約することで理解の伴った学びができたと思います。面接直前や場面指導、模擬授業の前にも見直すことで当日も落ち着いて試験に臨むことができました。また、自分のまとめたものが形に残るので、自信にもつながりました。

早めの2次対策でやるべきこと明確に
女性 21歳 宮崎県
小学校 大学(院)生

【Q1】

2次試験対策を早めに始めたことで、自分がするべきことが分かっていたことです。

宮崎県の2次試験は、音楽実技・体育実技・面接・模擬授業・場面指導・集団討論と多くの項目があります。そのため、1次試験が終わったあとに始めると間に合わないという話を先生や先輩から聞いていました。そこで私は大学3年生の2月頃から、大学で行われていた2次対策の講座に積極的に参加することで対策を始めました。対策をする中で、集団討論や面接では最近の教育に関する情報が多く必要なことが分かったので、教育新聞をスクラップしていくことで情報や知識を蓄積していきました。

教育新聞には、いじめや不登校、アクティブ・ラーニングについてなど、さまざまな事例をふまえて書かれていることが多かったため、特に集団討論において意見を述べるうえで助かりました。

【Q2】

模擬授業・場面指導

【Q3】

教職教養については、とにかく問題を解くことです。

対策本を読んだり、暗記をしたりしても、いざ問題を解くと分からないということが多くあったので、とにかく宮崎の問題に限らず、いろいろな問題を解きました。解いていくうちに、問題のパターンや出されやすい法律・答申等が自ずと分かってきます。

全教科については、指導要領を全て覚える勢いで挑むことです。宮崎県はほとんどの問題が指導要領から出されるため、全教科の指導要領を何度も何度も読み込みました。友達と予想問題を作りあって交換したことも役に立ちました。

【Q4】

具体的な事例をなるべく挙げることができるようにすることです。

例えば、「私は責任感があります」だけでは何をもって責任感があるといえるのか分かりません。そのため「私は、高校生のとき部長していました。チームメートがまとまらず辛いこともありましたが、責任をもって最後までやりとげました」というように、自分が実際に行った出来事を付け加えることで、真実味が増し、自分らしさも出ます。しかし、長すぎると本当に言いたいことがぼやけてしまうので、ちょうどいい長さを心がけました。

【Q5】

集団討論では、できるだけ具体的な事例等を言うことで討論を深めることができるので、多くの情報・知識が必要になります。

そのため、私は教育新聞をスクラップして、集団討論で使えそうな事例を頭にいれておくようにしました。また、教育新聞のいじめや不登校に関する記事を読むことで、より深くそのことについて自分で考えるようになりました。そこで、考えたことを面接で話す材料として使うことができました。


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【教育新聞の読者の合格率が高い理由は?】

 

今年も非常に沢山の方々にメッセージを寄せていただきました。

本当にありがとうございました。

皆さんの今後のご活躍を心よりお祈りしています。