平成29年度教員採用試験 本紙読者が綴る合格体験記 Part5

教員採用試験に合格した本紙読者から後輩読者に向け、合格体験記を寄せていただきました。たくさんのポイントを教えていただき、読み応えのあるものになりました。ぜひ先輩の体験を参考にしてみてください。体験記をお寄せいただいた皆さん、ご協力に感謝します。(編集局)

質問内容

【Q1】合格できた一番の要因を教えてください。

【Q2】どの対策に最も力を入れましたか。

【Q3】筆記試験対策のポイントを教えてください。

【Q4】面接試験対策のポイントを教えてください。

【Q5】「教育新聞」の活用法を教えてください。


試験官に笑顔が印象的だったと言われた
女性 22歳
私立(大阪) 高校(地歴公民) 大学(院)生

【Q1】模擬授業の練習を繰り返し行っていたことだと思います。4回生の11月の試験までに、平均週3回、模擬授業の練習をしていました。

【Q2】模擬授業・場面指導

【Q3】私は私学を志望していたので、センター試験を中心に9割正解を目指し、演習していました。志望する世界史では、問題演習以外に、自分なりに板書計画のノート作りをしながら、各地域(ヨーロッパ史、中国史など)に分け、勉強していました。

【Q4】大学の教職勉強会で、学生同士で集まり、少なくとも週に1回は練習していました。そこでは自己PRや志望理由などオーソドックスな質問、入室の仕方や話し方などを完璧にするという目標を立てていました。友人同士で進めていくので、批評しやすく、自分の弱点をすぐに見つけられました。また、集団討論の練習もしました。他の人の意見を聞くことで視野が広がり、実際の面接で生かせました。面接で常に心掛けたのは、笑顔ではきはきと喋ることでした。堂々としながら、常に口角を上げ、面接官の目をしっかりと見て話すようにしました。これだけでも印象が大きく違ってくると思います。実際の教員採用試験でも、笑顔が印象的だったと言われました。また、自己PRや志望理由などは、何度も文章を作り変えていくうちに、納得のいくものができました。それを、お風呂や帰宅中に、大きな声で言う練習をしていました。

【Q5】購読を始めたきっかけは、大学の教職をとっている友人が、勉強会でよく集団討論の話題に使っていたためです。教育に特化したニュースだけを知ることができるので、自然と興味や関心を持ちながら読むことができ、教育時事に詳しくなりました。電車や休憩などの隙間時間に、小見出しひとつでも読むようにしていました。


教採対策は、マラソンのようなもの
男性 22歳
埼玉県 小学校 大学(院)生

【Q1】仲間と競争心を持って協力し合ったことです。ただし、競争に固執したり、周りと比較して劣っていると思ってしまうと、焦りが生まれ、全てのリズムが崩れます。自分のペースでしっかり着実に進むことが大事だと思います。教員採用試験の勉強は、いわばマラソンのようなものです。最初から頑張れる人もいれば、後半から集中し、粘り強く頑張れる人もいます。人それぞれだと思いますので、自分の今までの経験を生かして、早めに自分のペースをつかむのをおすすめします。

【Q2】筆記試験

【Q3】専門教養と一般教養は受験自治体の入試の模試をやるといいと思います。書店で買えるものなので、悩む手間もありません。小学校全科を受ける場合は、学習指導要領からの出題が多いです。そちらも並行して行うことをお勧めします。文系の方は算数と理科、理系の方は社会に、勉強量を集中させるべきだと思います。教職教養はあまり出題が多くありません。他の試験の合間に進めても、十分な対策はできると思います。

【Q4】まずは、先輩などから昔の質問例などをもらい、それに応じた回答例を作るのをお勧めします。それらはノートに書き記しておき、自分の中で柱となるものは何かを考え、ひとつずつ回答を完成させていくとよいです。暗記して済ませたり、あるいは軽薄な答えだと、質問し返されたときに対応できません。自分の柱をしっかりと持ち、自分の言葉で答えることが重要です。集団面接では、他の方を蹴落とそうとするのではうまくいきませんし、面接官の先生方はいい印象を持たないでしょう。協調性を持ち、人の意見を聞きつつ、自分の意見を発信する練習をしましょう。

【Q5】電子版で対策記事をよく読んでいました。面接官がどんなことを求めているのかが書かれた記事は、とても貴重でした。紙面版も読んでいたので、自分の面接解答で柱になるものに近いものをピックアップし、ノートに貼り付けていました。ただなんとなく読むだけだと、意味のないものになってしまいがちです。勉強の合間など、隙間時間を使って、ぜひ教育への関心を高めていってください。


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【教育新聞の読者の合格率が高い理由は?】

 

今年も非常に沢山の方々にメッセージを寄せていただきました。

本当にありがとうございました。

皆さんの今後のご活躍を心よりお祈りしています。