今夏教員採用選考 1次試験平均倍率2.3倍 約6割の県市で倍率低下

今夏に実施された平成30年度公立学校教員採用試験の1次選考実施状況を本紙調べで集計した。

全国68県市の1次選考平均合格倍率は前年より0.1ポイント低下し2.3倍となった。東京都、横浜市、愛知県、大阪市など約6割の41県市で1次の倍率が低下した。

1次受験者は15万4798人で前年より5871人減少した。一方で、1次合格者は6万7527人で前年より788人増加した。(福岡市は受験者数非公表のため志願者数で計算。名古屋市・堺市は前年時、合格者未公表。石川県は1次・2次の区別がないため非公表)

人物重視を掲げる県市も多いことから2次選考以降の動向と最終結果に一層注目が集まるところだ。

1次合格倍率が高い自治体は次の通り。

《総計》

沖縄県5.7倍、福島県4.1倍、鹿児島県3.7倍、兵庫県3.3倍、群馬県3.1倍。

《小学校》

沖縄県3.9倍、群馬県3.8倍、鹿児島県3.6倍、福島県2.5倍、兵庫県2.5倍。

《中学校》

福島県6.6倍、沖縄県5.9倍、青森県4.6倍、大阪市4.2倍、和歌山県4.1倍、広島県(市)4.1倍。

《高校》

沖縄県9.5倍、福島県7.2倍、福岡県4.9倍、兵庫県4.8倍、広島県(市)4.8倍。

《特別支援学校》

沖縄県6.3倍、兵庫県4.7倍、熊本県4.4倍、滋賀県3.1倍、栃木県2.9倍。

《養護教諭》

沖縄県10.4倍、兵庫県6.2倍、仙台市5.8倍、福岡県5.3倍、埼玉県5.2倍。

《栄養教諭》

岡山県14.3倍、鹿児島県8.9倍、愛媛県8.8倍、山梨県6.7倍、滋賀県5.2倍。

また、受験者数変動幅が大きい自治体は次の通り。

《受験者数が増加》

高知県1739人(565人増)、福岡市3310人(532人増)、神戸市1857人(254人増)、神奈川県6356人(197人増)、福岡県4734人(174人増)。

《受験者数が減少》

東京都1万1124人(1151人減)、埼玉県7701人(481人減)、沖縄県3844人(356人減)、奈良県2067人(320人減)、愛知県7215人(309人減)。

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1次選考実施状況 表の凡例

▽各自治体の校種・教科別に「1次選考受験者数(A)」「1次選考合格者数(B)」「1次選考免除者数」「採用見込者数」「1次選考合格倍率(A÷B)」を掲載しています。

▽「1次選考合格倍率」は1次免除者を除いて算出しています(一部例外は特記事項に記載)。

▽「特記事項」欄が「有」の場合、本紙第2面の特記事項欄に記載しています。


【平成30年度公立学校教員採用選考1次実施状況一覧表】

一覧表1(北海道~大阪府豊能地区)

一覧表2(兵庫県~沖縄県)

一覧表3(特記事項)