合格者に向けて ― 着任前に行いたい準備 ― 郷里で恩師、友人に会おう

年も明け、学生生活も残りわずか。3月には間もなく卒業式を迎える。教採試験合格者はそろそろ赴任校が決定してくるころだろう。どんな児童生徒と出会うことになるのか、新年度をワクワクした気持ちで待っているのではないだろうか。

学校現場に入ると、初任者でも「多忙な日々」となる。その着任前のわずかな期間でやっておきたい準備を紹介しよう。

◇体力づくりに励もう

受験勉強に熱心に取り組んできたため運動不足になっていることは否めないだろう。教師の仕事もやはり健康が基本。健康でなければ、教師としての良いパフォーマンスは無理。まずは、体力づくりに励もう。

ジョギング、ウォーキング、スイミングなどをして体力を回復し、健康維持に努める。新年度前の3カ月だけでもいいからプールやジムに通って、初任の年を乗り切る体力をつけたい。着任後も運動は継続的に行うとよい。

◇持病などを治そう

持病があったら、できるだけ着任前に治療する。虫歯なども甘く見ないで、必ず医者に行って治療してもらう。飲食にも気を付けて、身体の調子を整える。健康体で4月を迎えるようにする。なお、面接などですでに話していると思うが、持病がある場合は治療に努めるとともに、着任校の管理職に事前に持病を踏まえてどのように教育活動に取り組むか相談する。

◇教育の最新動向を学ぶ

試験対策が終わったからこれでよし、ではなく、教師になったからこそ教育の最新動向を学んでいくことが必要となる。新聞、テレビ、ネットなどメディアを効果的に使っていきたい。本紙の電子版は教育の最新動向をつかむのに便利であるので、おすすめする。

◇必要なものをそろえよう

通勤着としてスーツなどをそろえる。保護者や地域の人が見ていると考え、社会人として恥ずかしくない服装や髪型を心掛ける。入学式や周年行事のほか、同僚等の冠婚葬祭に出席することもあるので、略礼服を準備しておく。体操着、運動靴、上履き、タオル、湯のみなどは初日から使用する頻度が高い。あわてないようにするためにも事前に用意しておく。

◇地元に帰って、恩師、友人に会おう

教職生活が始まれば、地元に帰る機会を作るのがだんだんと大変になる。今のうちに一度は帰っておくとよい。帰ったら、小・中・高校などの恩師に会うとよい。教員になることを報告すれば、きっと喜んでくれるに違いない。今の児童生徒や保護者の傾向、新任教員としてのポイントなどを教えてくれるだろう。失礼のないように必ず事前にアポイントを取っておくこと。友人に会うこともいいだろう。将来のこと、不安や期待などいろいろな話をしよう。家族ともゆっくり話す時間を設けたい。

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