現場に出るまでに再勉強 あと1月で学んでおくこと

2018年度採用試験合格者は、もう赴任校が決まっただろうか。あと1カ月で夢に見た教壇に立つわけだが、最後にしておく準備について触れておこう。

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○指導要領と評価をしっかり

学習指導要領について、再確認のため勉強する必要がある。現行の学習指導要領、次期学習指導要領とも再勉強しておく。小学校はすぐに移行措置が始まるし、道徳、特活は先行実施されるので、準備は怠らないこと。管理職や先輩教員は、初任者といえども学んでいるものとして対応してくるので、改めて勉強しよう。

学習指導要領「総則」解説に目を通し、教科・領域の全体像、学校の教育活動の全体像を改めて押さえておく。もちろん、各教科にも目を通し、目標(各学年の目標)を覚えておくことだ。

また、道徳、特別活動、総合的な学習の時間も授業であることを認識し、学級経営にも目を向けなくてはならない。学級経営に関する本を読み、特に「学級開き」についてはあらかじめ事例を基に自分なりの子供との出会い方を考えておきたい。

評価についても確実に学んでおきたい。通知表の評価・評定や所見の記入の仕方などについては、大学における学習だけでは不十分である。着任の3カ月後の7月には実際に通知表を作成することになる。

通知表については児童生徒や保護者から質問や疑問が寄せられることがある。評価の基礎知識と方法、評価のための材料の集め方を勉強しておこう。

○法令を学んでおく

教育関係法令を改めて学んでおきたい。教員は教育公務員として、法令の下にに身分を保障されるが、制約を受けることにもなる。関係する法令を見直すことが望ましい。

教育のメディアにも目を向けよう。「教育新聞」電子版では毎日教育ニュースを配信しているので、引き続き、今日の教育課題や教育の動向を把握しておくようにすることが重要だ。

また、教育以外の読書にも力を入れよう。学校現場では「超多忙」が当たり前。学校現場に入ると思う存分読書をする時間を十分には取れないかもしれない。読みたい本があれば、この1カ月で読んでおきたい。

○自信のある態度を身に付けるために

もう一つ、体力づくりが大事だ。若い教師には特に体力が求められる。しばらく運動をしていなかった人もいることだろう。少しの期間でもいいからジムやプールに通ったり、ウォーキングなどをして健康維持と体力向上に努めたい。

また、歯科治療をはじめ、持病などがある場合はできる限りこの期間に直しておきたいものである。健康な体で4月を迎えたい。

子供たちは、自信ある態度があるかないかで教師を判定するものである。あと1カ月で再勉強して、自信のある態度で教壇に立ちたいものである。