面接の○回答×回答 (133)子供とのコミュニケーションは具体的に

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テーマ

教育実習で、児童(生徒)とどのようにコミュニケーションをとりましたか。

○回答

授業中や帰りの会で、そのつど認め評価して、気持ちよく活動できるようにしました。

一つは、子供の名前を1日で覚え、指名するときや声掛けをするとき名前を呼んで語りかけました。すると笑顔で応じてくれました。「先生はもう皆の名前を知っているよ」と子供たちから話しかけてくれました。挙手も活発になり、褒める機会も多くありました。

二つ目は、子供たちのよい行いや努力に対して、そのつど褒めて認めてやりました。
帰りの会で評価して、快体験を持たせて下校させるようにしました。

[コメント]

課題を持って実践したことは自信を持って答えられます。具体的で説得力があります。さらに、この回答には子供との人間関係づくりのポイントが述べられています。

名前を呼んで語りかけること、一緒に行動しながら観察し、よい点を見逃さず褒めること、それを授業に生かし評価して、心地よさを感じさせることなどは学級経営の基本となります。

×回答

教材の準備で忙しく、子供と遊んだり、休憩時間におしゃべりする時間があまり取れませんでした。そんな中で、授業や給食の時間に子供からの質問に誠意を持って答えて子供の気持ちを知ろうとしました。

また、子供が困っているときに、周りの子に任せるのではなく、助けてあげるようにしました。優しい気持ちで接すると子供も心を開いてくれました。もっと子供たちと一緒に遊べる時間が取れるとよかったと思います。

[コメント]

もっと前向きで積極的な回答が求められます。教育実習での課題意識の低さもみえています。授業や昼の時間のような子供との場面を思い出して、具体的な関わり方を振り返ると答えやすくなります。また、子供が困っている場面を取り上げたのですから、もっと具体的に事例を挙げて答えます。そこでどう子供の心をつかめたのかを述べるのです。

困っている子供を気遣い支援している姿は、その本人だけでなく、周りの子供たちも助けている教師を見て、心を開いてくれます。

アドバイザー・塚田亮 元東京都公立学校長

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