学習指導案作成のポイント (1) 教育実習中の大きな課題 模擬授業対策としても重要

eye-catch_1024-768_gakusyu-point_fin教員志望者で現在、教育実習の最中の方もいるだろう。児童生徒を前にした初めての授業で戸惑うことが多いかもしれない。中でも、学習指導案の作成に苦労していないだろうか。

各教科の指導を充実するために、学習指導案の作成は非常に重要である。採用試験でも学習指導案を作成させる自治体もあるので、学習指導案作成の主なポイントを、2回にわたって紹介する。

「学習指導案を毎時作成するのは、教師であるなら当然。学習指導案と実際の授業とのズレを確認する作業を地道に続けて行くことが授業力アップにつながる」というベテラン教師もいる。

だからと言って、すぐに書けるようになるものでもない。数多く書いて慣れることが近道、と言われているようにすぐに上達するものでもない。

まず、作成の手順を覚えよう。そのポイントを次に示す。
(1)題材を決める=教科書、年間指導計画、学習指導要領などを参考にしながら、題材を決める。
(2)児童生徒の実態を捉える=既習経験、前提となる知識、技能などを捉える。
(3)教材を研究する=素材の特性や系統性を明らかにする。主たる教材である教科書を中心に、研究書、研究論文、授業実践の記録など幅広く参考となるものを見るようにしたい。
(4)目標を決める=学習指導要領を基に、設定する。本来であれば、児童生徒の実態を考慮して決めるものである。
(5)指導の流れを考える=どのような内容をどのような順序で指導したらよいか、指導の流れを考える。
(6)発問や資料などを用意する=児童生徒の反応などを予想し、対応する手立てを考える。

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