学習指導案作成のポイント(2)書類作成の能力も必要 教育実習中の大きな課題

eye-catch_1024-768_gakusyu-point_fin学習指導案には、いくつかのパターンがある。教育実習で世話になっている学校で、指導教官や他の教師に相談して実際に作成した学習指導案を見せてもらう。また、公開研究会に行き、公開授業を参観すれば、その時間の単元指導計画や学習指導案が配布される。先輩教師の優れた授業も参観できる。

そうした努力の下、日頃から学習指導案作成の練習をしておけば、単元のどこが重要なのか、指導のヤマ場はどこか、発問をどのようにするか、その反応はどのようなものかをつかめるようになる。

採用試験であらかじめ課題が与えられ、事前に作成していく場合は、なるべく早めに作成して、大学の教官などに必ず見てもらうことだ。

もし可能なら教育実習の指導教官にも見てもらいたい。そのためにも、実習中に人間関係をきちんと築いておく必要がある。

採用試験の面接官経験のある校長に話を聞くと、「指導経験のほとんどない受験者が作成する指導案なので、内容はそれほど重視していない。むしろ、事実誤認や誤字脱字などがないかどうかを重点的にチェックする。

こういう書類をきちんと作れるということは、事務処理能力があるということになる。事務処理能力は教師の重要な資質と捉えられている」という。

多様な書面を適切な内容で作成する、という能力も必要となる。

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