面接の○回答×回答 (134)健康づくりがますます重要

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6月4~10日は「虫歯予防デー」「歯の衛生週間」でした。その目的・意義について、あなたの考えと取り組み方を教えてください。

○回答

「虫歯予防デー」「歯の衛生週間」は、歯の衛生について正しい知識を普及させ啓発すること、歯科疾患の予防処置の徹底、すなわち歯科疾患の早期発見・早期治療の励行により、歯の寿命を延ばし国民の健康増進に寄与することにあります。

健康の維持増進に必要な能力や態度の習得、健康なライフスタイルの確立など、社会の健康づくりにとって学校の健康教育の果たす役割は極めて大きいと考えます。

「歯・口腔の健康づくり」は、児童のみならず家庭や地域にとっても身近な健康課題です。総合的な学習の時間、保健学習・指導、給食指導などを通して、家庭や地域と連携して取り組みます。

学校では、歯科検診を毎年5月から6月にかけて実施していますが、6月の「虫歯予防デー」とその日から始まる「歯の衛生週間」に合わせて、学校歯科医の先生から歯と健康についてのお話をしていただき、身近な課題の解決に取り組みます。

[コメント]

急速に変化する社会の中で、児童が心豊かに過ごすためにはヘルスプロモーションの理念に基づいた健康づくりがますます重要になってきています。「虫歯予防デー」「歯の衛生週間」の目的は、まさに健康教育そのものと言えるかも知れません。意義についてもしっかり押さえられていますね。取り組みもよいでしょう。

×回答

「虫歯予防デー」から始まる一週間を「歯の衛生週間」としています。歯を大切にすることを目的に設けられました。歯を大切にすること、すなわち歯・口腔の健康づくりと言えます。児童のみならず、家庭や地域にとっても身近な健康課題の一つです。また、健康な歯・口腔は生活習慣病予防にもつながる健康教育の重要な柱の一つであると考えます。

そもそも歯痛に見舞われたとき以外は、歯の健康について特に意識していないのが実情です。意識化を図るため、養護教諭や学校栄養士と連携し、「歯の働き」について考えさせます。

例えば、奥歯は食べ物をかんで砕いて消化しやすいように、細かくしてのみ込むためにあります。また、前歯は話をするときに美しく正しい音を出す働きが中心です。このような基本的なことを理解させると共に、地道な取り組みを積み重ねて課題の解決に迫る所存です。

[コメント]

最近は「食べたら歯磨き」が常識になってきました。手洗いや水場で歯磨きをしている光景をよく目にします。これも歯の健康教育が徹底してきた証しでしょう。「虫歯予防デー」「歯の衛生週間」の目的は理解されているのに、取り組み方法が弱いですね。保護者、家庭、地域の皆さまの理解、協力の必要性を述べたら良いと思います。

アドバイザー・宮澤義一 元東京都公立学校長