面接の○回答×回答 (135)壁にぶつかったら、積極的に助言を

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教師になって壁にぶつかり、どうしようもなくなってしまったとき、どのように対処しますか。

○回答

◯ 一人で抱え込んで悩んでいても解決しそうにない問題は、仲間や上司に相談します。現状を自分なりに整理して、初任者指導担当や学年主任の先生に相談し、指導を受けて対処します。

また、日頃から指導法や教材のアイデアを聞いたり話したりできるようにして、相談できる友達や先輩との関係を大事にするように努めます。私は教育実習で、先生方は自分から聞いたり質問したりすると、親身になって教えてくださることを経験しました。

この経験から、一人で抱え込んで悩まず、経験豊かな先生方の助言を受けて、対処の仕方を決めていこうと考えています。

[コメント]

◯ この問題はその人の社会性を問うています。自分の経験から対処法をうまくまとめています。

若い教師の中には学校でのコミュニケーションがうまく取れない人がいます。一人で抱え込んで悩んでいて、さらに問題の解決を難しくしてしまうのです。

学校には早期に上司への「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」があると、どうしようもなくなる前に解決できる問題が多くあります。最初のボタンの掛け違いを早期に発見して対処したいのです。

×回答

× 周りの先生方や子供に迷惑がかからないように問題を整理して、自分の力で解決するように努力します。また、子供や保護者との問題など事例集が多く出版されていますので、それらを参考にして対応策を考えます。

自力解決することが、自己研修になると考えるからです。

[コメント]

この回答は自力解決タイプの例です。問題の実情を自分なりに分析し、解決策を考えることは大切な事例研修になります。しかし、その方法だけに固執するのは考え直した方がよいでしょう。

自分の力を過信してはいけません。一人で考えている間にも事態はどんどん複雑になっていくかもしれません。あなたの周りには経験豊富な教師がいます。その指導や助言を受けながら、早いうちに解決策を練り、手を打つ方がもっと早くよくなるでしょう。早期発見、早期解決を心して実践すべきです。

アドバイザー・宮澤義一/塚田亮 元東京都公立学校長