直前講座 合否を分ける教採対策10の「新常識」(8)面接試験でも 「チーム学校」を意識

月刊『教員養成セミナー』前編集長/教育ジャーナリスト 佐藤明彦





先日、知人の校長が「人に使われるのが嫌だから教師になった」と、三十数年前の志望動機について語っていた。教員はかつて「職人的」「一匹おおかみ的」な職業と言われていたことから、当時はそうしたイメージを持って志望する人も少なくなかったであろう。現在においても、教員の仕事の大半は単独で遂行する。授業は基本的に一人で担い、その準備なども一人で行う。細かなことに周囲の教員が口を挟んでくることはないし、民間企業のように同僚と協力しながら何かを作り上げるような機会も少ない。しかし、この仕事を「職人的」「一匹おおかみ的」に捉えて教採試験に臨めば、痛い目に遭う。面接試験で「一人で仕事をしたいから」「周囲と協力するのが苦手だから」などと志望動機を述べようものなら、大幅に減点されるに違いない。

教員組織はかつて「鍋ぶた型」と呼ばれ、校長と教頭だけが飛び出ていて、他の教員は横並びとされていた。……

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