直前講座 合否を分ける教採対策10の「新常識」(10)「くだらないこと」で泣きを見ないように

Html code here! Replace this with any non empty text and that's it.

月刊『教員養成セミナー』前編集長/教育ジャーナリスト 佐藤明彦


多くの自治体で2次試験がスタートしている。教員になる上での最終関門。「くだらないこと」で泣きを見ないよう、万全を期して臨んでほしい。

「くだらないこと」の一つに、当日の身だしなみが挙げられる。面接試験では、第一印象が合否を決める。好印象を持ってもらうためにも、当日の朝は入念に鏡を見て、身だしなみを整えてほしい。完璧だと思って家を出ても、試験会場へ着くまでの間に乱れることもある。直前にもトイレなどで鏡を見て、髪型やネクタイの乱れがないかを確認するとよい。教員は人前に出る仕事ゆえ、だらしがない印象を与えれば、面接官は容赦なく低評価をつける。

男性はスーツの雨ぶた(ポケットの上に付いたふた)を外に出し、ポケットに物を入れすぎないよう気を付けたい。定期入れや鍵、財布などはカバンにしまえば、スーツの着こなしが美しく見える。女性はストッキングの伝線に備え、予備を持参するとよい。
他に、控室での立ち居振る舞いも注意だ。試験後に「面接官が見に来ていた」と話す受験者もいた。真意は定かではないが、自治体によっては、素を確かめるために控室の様子をチェックしているといううわさもある。いずれにせよ、一度会場に入ったら、徹頭徹尾「善き人」として振る舞うようにしたい。

もっとも「控室では沈黙を貫け」というわけではない。状況にもよるが、同室になった受験生と気さくに会話すれば緊張はほぐれ、貴重な情報を教えてもらえる可能性もある。集団討論のメンバーが同室なら、事前に仲良くなれれば大きなアドバンテージとなる。

なお、個人・集団面接では、冒頭で30秒もしくは1分間の「自己PR」を求められることが多い。面接対策では丸暗記は望ましくないが、「自己PR」だけは例外。事前に原稿を頭にたたき込み、制限時間ぴったりに完了するよう、繰り返し練習を重ねよう。うまく決まれば、精神的な余裕を持ってその後の質疑応答を進めることができる。

2次試験に臨む前には、それまでの道のりを思い出してほしい。大学受験、教職課程の履修、教育実習、1次試験の突破と、多くの苦労を乗り越えてきたに違いない。憧れの教員となって教壇に立つまで、あと一歩。くれぐれも「くだらないこと」で泣きを見ないよう、心して本番当日に臨んでいただきたい。(おわり)

※来週からは『合格を勝ち取る教採対策講座 ウォーミングアップ編』をスタートします。

「直前講座 合否を分ける教採対策10の「新常識」」の記事をもっと読む

あなたへのお薦め

 

特集