合格を勝ち取る教採対策講座 ウォーミングアップ編(3)気になる「競争倍率」をチェック


月刊『教員養成セミナー』前編集長 教育ジャーナリスト 佐藤 明彦




教員採用試験の競争倍率が下がっている――。そんなうわさを耳にした人も多いでしょう。確かにここ数年、緩やかな低下傾向にあり、2017年度実施試験では4.6倍(全受験区分平均・教育新聞社調べ)と、過去5年で最も低倍率となりました。18年度実施試験の最終倍率はまだ分かりませんが、さらに下がる可能性もあります。

しかし、この情報だけで「合格しやすくなっている」と早合点してはいけません。全体としては低下傾向にあるものの、状況は自治体や受験区分によって異なるからです。実際、横浜市や滋賀県のように、10年前と比べても平均倍率が顕著に上がっている自治体もあります。こうしたデータは、文科省が「公立学校教員採用選考試験の実施状況」として公表しているので、ホームページ上で確認してください。

気になるのは19年度実施試験の倍率がどうなるかです。……

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