「分かりやすい文章」15のポイント 論作文対策として 短文、単文を心がける

「分かりやすい文章が書けるようになる」のは、論作文対策の重要な要素である。教師になってからも、文章能力は重要だ。文章を分かりやすく書くポイントについて見てみよう。

▽学級経営案、週案、学習指導案、校内研究・研修のための資料、出張申請書など「報告・届け出のための文書」▽企画書・計画書・稟議(りんぎ)書など「指示・決済のための文書」▽連絡や照会など「連絡・調整のための文書」▽子供たちに向けての各種の連絡や授業のための資料、保護者に向けての学級だより、日々の連絡帳や保護者会の資料、通知表や指導要録の所見――と、教師が作成する文章は、ざっとあげてもこんなにある。

いまから文章作成能力を鍛えておくことが求められる。文学作品を書くわけではないので、臆することはない。「人に伝えるための文章を書く」基礎基本を押さえておけば大丈夫である。

「分かりやすい文章が書けるようになる」15のポイントを以下にあげておく。

①文は、短く書く

②1文には、一つの内容とする

③主語と述語が呼応しているか気を配る

④文意が二通りにとられないよう注意

⑤助詞が正確かどうか確認する

⑥修飾語を多用しない

⑦修飾語と修飾される語が離れすぎないようにする

⑧その言葉がどこにつながっているか注意する

⑨長い文章はないかチェックする

⑩読点を入れないと、誤読しそうなところには読点を入れる

⑪読点が多すぎないようにする

⑫教育の専門用語などは正確に使う

⑬文書記号を的確に用いる。多用にも注意する

⑭難語、抽象語、感情語、心理語などはできるだけ避ける

⑮しつこく通読し、誤字脱字などをチェックする

ポイントは、「1文は短く」と「1文に1内容」だ。1文はだいたい40~50字に収めると分かりやすいといわれる。文章を1文ごとにしっかり区切ること、余計な修飾語を用いないことなどに気をつけたい。

1文には一つの内容がベスト。内容がいくつかになるときは、別の文を起こす。複雑になるのをできるだけ避ける。

そのためには、短文、単文を心掛ける。一つの文章に主語一つ、述語一つにするのが原則。複文、重文で長くなってしまうときは、文章を半分にして、単文になるまで何度も切っていく。書いたあとは、主語と述語の関係を必ずチェックしよう。