合格から着任まで その1 説明会、面接に対応

初任校決定は2~3月も

合格発表も一通り終わり、合格者はほっとしていることと思われる。このあと、採用・着任までの間には、説明会、面接などが次々に行われる。これに的確に対応していく必要がある。2回に分けて、合格から着任までの流れ、留意事項などを説明する。

○提出書類などには素早く対応

合格発表から、採用・着任までの代表的なスケジュールを図にまとめておいた。なお、自治体によって異なるので、詳細は各自で確認してもらいたい。

合格発表後、合格者には合格通知書が届く。この通知書は重要な書類なので、紛失しないように注意。採用候補者としてネットなどで申告をする必要のある自治体もある。このとき、教員免許状の写しなど、いくつか書類の提出が求められる場合が多いので、素早く対応できるようにしたい。

一般的に「合格」といえば、採用ということになるわけだが、教員採用試験に限ってはそうとはいえない。合格者は、採用候補者名簿に登載されるということ。登載される人数は、採用予定者数より多い。各自治体において採用数の調整を行い、この名簿の中から採用していく。

〇説明会には必ず出席を

合格発表後の主なスケジュールを見てみると、合格者を対象に、10月上旬から11月下旬にかけて説明会が各自治体で行われる。今後どのような流れで採用され、着任校が決定するか、など重要な情報が伝達される。健康診断などが行われることもある。

その後、市区町村レベルの教育委員会の担当者、校長などとの面接がある。面接の時期や着任校決定の時期はまちまちだ。多くは、来年の1~3月である。

〇焦らず着任校決定を待つ

例を挙げておこう。A県の場合、2~3月にかけて市区町村教委から呼び出しがある。最初は、その自治体が必要とする人員の2~3倍の人数が呼び出される。最終の面接の後、着任校が決定される。1回の面接で決まらず複数の市区町村教委や学校から呼び出されることも少なくないし、3月末ぎりぎりまで着任校が決まらないケースさえある。

同じ県内でも、B市は2月中旬に決定し、隣のC市は3月に決定という場合もあるので、慌てずにこういうこともある、と心しておきたい。