着任前講座 最新が分かる10の学校事情(3) 教員の「研修」

月刊『教員養成セミナー』前編集長 教育ジャーナリスト 佐藤 明彦


教員という職業の特徴は、とにかく研修が多いことです。教育基本法と教育公務員特例法には「絶えず」「研究と修養」に努めねばならないと書かれています。こうした規定が法律に示されている職業は教員くらいでしょう。

研修が努力義務化されている理由は、教員に必要な職業的技能が時代とともに変化していくからです。社会に目を向ければAIの進化・普及、生産労働人口の減少、多国籍化などが進んでいます。こうした変化を受けて、学校では「主体的・対話的で深い学び」が始まり、ICT機器の活用が広がっています。そうした中、10年先、20年先に活躍できる人材を育てるために、教員は学び続けることで、その技能を更新していかねばならないのです。

教員の研修は、実施主体によって大きく四つに分けることができます。……

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