面接の○回答×回答 (141)保護者の不信感を和らげる

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保護者に「学校は学校、家は家だから、学校のことは関係ない」と言われたらどうしますか。

○回答

ひとまず時間を置きます。今後の学校での子供の様子を報告することを約束してその日の話し合いを終わります。ここまで学校に対する不信感を抱かせてしまっている現状を振り返り、学校としてできる改善策を考えます。

まず、学年主任や管理職に報告し、指導を受けます。次に、相手の言葉の意味を受け止め、今までと手法を変えた子供との関わりを試みます。学習活動や作業活動を通した語り掛けを続け、記録します。

家庭にはその子の変容の報告を続けます。さらに、学級通信や連絡帳で学級の現状を伝えていきます。子供を通した地道な働き掛けは、少しずつ保護者の気持ちをほぐしていけると考えています。

[コメント]

相手が変わるのを待っていても改善しません。

不信感を和らげる方法を述べます。保護者の言い分の受け止め方によってその後の対応が変わります。この回答はこちらから近づいていく方法を述べています。

それを学校の組織的な取り組みと、子供との関わりの両面から考えている点も評価できます。

×回答

こうした保護者には毅然(きぜん)とした態度で臨みます。

保護者の言いなりになっていては、問題は改善されません。子供の問題点をはっきり指摘していきます。また、子供にも厳しく指導していきます。

注意したことができるまで指導を続けます。

なお、無理難題を言う保護者との対応は難しくなるので、管理職や主任にお願いします。

[コメント]

保護者との連携は、学校教育の課題です。

今、教師の姿勢が問われているのです。このような上から目線での一方的な対応では、とても協力など得られそうにありません。

保護者の立場で考え、自分が取り組めそうな方法を示すのです。

また、終わりの「お願いする」は改めなくてはいけません。難しい問題を人任せにするような人は必要ありませんと言われてしまいます。

アドバイザー・塚田亮 元東京都公立学校長

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