押さえたい教育時事 その4 チーム学校

必要性、切実感が現場に浸透しているか


複雑・多様化する課題に対応

教員の多忙化を解消するため、また複雑・多様化する教育現場の課題を解決し子供たちに求められる資質・能力を育成するため、教員と専門家が一体となって対応する制度「チーム学校」の確立が進められている。福祉の専門家スクールソーシャルワーカー(SSW)や心理の専門家スクールカウンセラー(SC)、部活動指導員などを学校で必要な職員として導入していく。
校長がリーダーシップを発揮するために

中教審答申「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」は、2015年12月に出された。答申では、「チームとしての学校」像を「校長のリーダーシップの下、カリキュラム、日々の教育活動、学校の資源が一体的にマネジメントされ、教職員や学校内の多様な人材が、それぞれの専門性を生かして能力を発揮し、子供たちに必要な資質・能力を確実に身に付けさせることができる学校」としている。

専門性に基づくチーム体制の構築に際しては、教員が多様な専門性や経験を持った人材と協力して子供を指導できるように、SSW、SC、部活動指導員などに加え、医療的ケアを必要とする児童生徒に向け、看護師や特別支援教育支援員の配置などを打ち出す。……

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